内容説明
無惨に荒れ果てたニッポンを検証する! ――虚業の繁栄に踊ったツケが、ブーメランのように、深刻な「バブルの復讐」となって、日本に襲いかかってきた。デフレ倒産、リストラ、過労死など、日本人の心と生活を蝕み、ニッポン破綻は、とどめようがなくなった。打つ手もなく深化する精神の荒みを、現場に踏み入り鋭く抉るルポルタージュ。<『精神の瓦礫』改題作品>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroyuki SATO
4
数年前に百円程度で買った古本。殆ど読まずに捨てることにしたのに、これを書くために手元に生き残っていたのか。 斎藤貴男さんはスマートフォンを持っているだろうか??? https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975695384&owner_id=71065252020/05/16
まつ
2
土地や人の問題について、多方面から切り込んでいる取材力や視点の多さには驚かされたが、文章の調子が誇張気味というか、否定するための文体のように感じて、著者に寄り添っては読めなかったように思う。2018/03/12
owlman
1
華やかな宴の後、血統書付きの金権虚人に、雲下人の糧が奪われる。2015/06/14