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内容説明
AI開発のカギを握る(=人類の未来を左右する)「合理主義者」と
呼ばれる人たちに初めてスポットライトをあてた貴重な記録
●「子供たちの世代が老化で死ぬことはない」と本気で語る人たち
●AI界のスターたちが勢ぞろいしていた「伝説のメーリングリスト」とは?
●「人間レベルのAI」とは、「人間の姿をしたAI」ではない
●50年後に人間レベルのAIが出現する可能性は90パーセント!
●人間とコンピュータの「思考」の違いを徹底的に解説!
AIは人類の敵か味方か!?
気鋭の英国人ジャーナリストが、
人工知能の可能性と
暴走リスクを徹底検証!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
smatsu
3
思ったのと違う本だった。科学技術的な話もあるにはあるが、それよりも社会心理学的なアプローチという感じの本でした。タイトルから連想する「AIについての本」というよりAIやらその他の昨今話題となる社会状況についていろいろな人達がどう考えているか、について書いた本、ですね。それはそれで面白くないこともないけど今はちょっと忙しいし…自分が今回求めていたのはもう少し科学技術面やビジネス、ひいては文明論というような面からの考察だったんで、ざっと読みで終了としました。本のせいではなく、自分の選択ミスです2021/10/18
takao
1
ふむ2024/10/20
Go Extreme
1
あなたの子どもたちが老化で死ぬことはないと思う 人類の行く末を憂う人たち:合理主義者 宇宙で生き延びる選択 ペーパークリップの黙示録:巨大ブレークスルーはいつも突然に 賢くても愚かなことをする ますます加速する世界 知能爆発 すべての基本はベイズ的思考法:合理性の本当の意味 功利主義 バイアスという人間の弱点:連言錯誤 スコープ無反応性 理性の水位を上げる4つの方法:確率的に考える 違和感を抱いたら立ち止まる 衰退と離散 ダークサイド:心理分析は真実を教えてくれない より効果的に善をなす 滅亡の基準率2021/06/28
Jey.P.
0
AIによって将来人類が大きく反映する可能性が高いが、滅亡する可能性もあると考える集団「合理主義者」に関する本。 AIによって人類が滅亡すると言うのは、よく言われる「反乱」ではなく、入力した目的を実行し続けてしまうものによるとのこと。 前半はAIの説明だが、後半は合理主義者コミュニティや功利主義など合理主義者の考え方の話。 カルトとも思えるような合理主義者がいまのAI研究にも影響を与えている。 ベイズ推論の話は「予測する心」を読むと、人間も同じなんじゃないかと思った。2021/12/16
ヾ⌒*(๑╹ꇴ╹)*⌒و
0
AIに懸念される危険性は意識を持って人類に反抗するというターミネーター的なものではなくて「人類の命令に忠実すぎる」こと。内容の半分くらいはAI開発者まわりの現況とAIと脳の違いを説明するための行動経済学的バイアスの解説でした。AIそのものについてはそれほど目新しい話はなかったかな。2021/08/10