日本懐かし映画館大全

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日本懐かし映画館大全

  • 著者名:大屋尚浩
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 辰巳出版ebooks(2021/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777819904

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内容説明

【内容紹介】
あの佇まい、匂い、温もり…
情緒あふれる、昭和の映画館をめぐる旅

全国の大小ロードショー館や名画座
いまだ健在の劇場に失われた劇場
かつて娯楽の殿堂だったそれらの記録
シネコンではない「映画館」の記憶


扉の向こう、そこは特別な空間。
人生に大切なことを教わった場所。

【主な内容】
◎INTRODUCTION
・昭和の記憶の中にある日比谷映画街
・毎週休日がお祭り騒ぎだった映画街

◎ロードショー館 大劇場編
『新宿ミラノ座』『新宿東急』『シネマミラノ』
『渋谷パンテオン』『渋谷東急』『横浜東宝会館』
『静岡オリオン座・有楽座』『静岡ピカデリー1・2』
『静岡ミラノ1・2・3』『静岡東宝会館』
『大洋映画劇場』『みゆき座』『日比谷映画』
『上野セントラル』『丸の内TOEI1・2』『上野東宝劇場・上野宝塚劇場』
『CINEFUKU』『新宿プラザ劇場』『姫路大劇シネマ』
『札幌東宝プラザ』『スバル座』『千日前国際シネマ・国際劇場』

◎ロードショー館 小劇場編
『浅草東映』『浅草東映パラス1・2』
『木更津東映』『木更津富士館』『木更津セントラル』
『銀座シネパトス』『テアトル蒲田・蒲田宝塚』
『一関シネプラザ1・2』『ヒカリ座』
『浅草東宝』『綱島映画』『伊勢佐木町東映・東映2』『藤沢オデヲン座』
『西尾劇場』『千日前セントラル』『淡路東宝』『舞鶴八千代館』
『中央映画劇場・盛岡東宝』『呉シネマ1・2』『本渡第一映劇』
『会津東宝』『王子シネマ・王子100人劇場』

◎特集 昭和の映画館の宝庫! 「長野県」
『東座』『トキワ劇場』『上田映劇』
『長野松竹相生座 長野ロキシー1・2』『千石劇場』

◎名画座・ミニシアター
『テアトル石和』『岡田劇場』
『関内アカデミー1・2』『かもめ座』『横浜日劇』
『岐阜ロイヤル劇場』『洲本オリオン』『サロンシネマ1・2』
『高知あたご劇場』『大心劇場』
『名演小劇場』『進富座』『小倉昭和館1・2』
『有楽町スバル座』『早稲田松竹映画劇場』『岩波ホール』
『シネスイッチ銀座1・2』『シネ・ラ・セット』『三軒茶屋中央劇場』
『浅草名画座』『浅草中映劇場』
『新橋文化劇場・ロマン劇場』『新宿昭和館・地下劇場』

◎成人映画館
『別府ニュー南映』『金沢駅前シネマ』『水戸銀星映画劇場』
『金星劇場』『石巻日活パールシネマ』『テアトルA&P』『八千代館』
『春日井ユニオン劇場』『千本日活』『中村映劇』
『上野オークラ劇場・地下特選劇場』『有楽映画劇場』『首里劇場』

◎復活・再生した映画館
『豊岡劇場』『御成座』『本宮映画劇場』『高崎電気館』『高田世界館』
『シネマ尾道』『福知山シネマ』『深谷シネマ』

◎絵看板のある風景
映画全盛期を支えた“映画看板絵師という仕事 大下武夫さん

◎INTERVIEW
『東座』館主 合木こずえさん
『進富座』館主 水野昌光さん
『金沢駅前シネマ』館主 藤岡紫浪さん
『深谷シネマ』館長 竹石研二さん

◎対談
著者 大屋尚浩×片桐はいり

◎COLUMN
01 前売り券を買ったその日から映画鑑賞がスタートした
02 ロビーカードは動かない予告編だった
03 パンフレットは頭の中で映画を再上映するツールだった
04 次は何を観ようか? 専門誌と情報誌に全てを委ねた学生時代

……etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

68
出張時、読む本が無くなり、ふと寄った本屋さんで見つけた。懐かしの映画館。今やシネコン全盛だけど、こんな映画館がいっぱいあったのだ。私は、大学4年間で映画を800本観た。まだ、レンタルビデオも無い時代。映画館に入り浸っていた。あの空間と時間を経験出来たのは幸福なのかもしれない。全国の映画館と一緒に、パンフレットや絵看板やロビーカードも。あの頃の映画に思いは馳せる。解説の◯年◯月閉館が悲しい。まだ残っている映画館で、あの暗闇に触れたい。2018/11/01

あじ

49
初めて一人で映画を観に行ったのは中学生の時。だから高校生になって学校をサボりたくなったら、映画館に身を潜めようと目論んでいた。でも入学間もなくして閉館してしまう。男の子からもらったチケット、亡き友人と鑑賞した映画のタイトル、いつも特別なおやつを買ってくれた母…。映画館に染み付いた匂いが鼻先を掠め、記憶を呼び覚ましてくれた。本書では主に東京とその近郊の映画館を扱う。大劇場からミニシアター、成人まで。看板絵師、館主談、そして筆者対談は片桐はいりさんと盛りだくさん。ロビーカードや半券コラムもありますよ。2018/03/11

Kouro-hou

14
懐かしの昭和の映画館紹介本。すでに存在しないかつての大劇場、新宿ミラノ座やパンテオン、日比谷劇場を写真入りで紹介。かかる絵看板も懐かしい。しかしその中にしれっと入ってる現役の丸の内東映は変わらな過ぎて経営的な意味で不安になるw 閉館日時の記載もあり、この本がコロナ禍前の出版な事もあって残る昭和的劇場の現状も心配になる。大劇場だけでなく、ミニシアターやピンク映画館まで網羅しているのが良い。かつての少々怪しい空間としての映画館を懐かしむのはいいですが、もうそこには戻れないんでしょうねえ・・2022/04/12

garth

7
冒頭の大映画館記録を見ているだけで、映画館の時代の終わりを付きつけられるようでせつなくなるな。2018/02/04

びかごん

3
図書館の昭和特集で取り上げられていたので借りて読みました。 前に行ったことのある映画館、懐かしい。今のきれいなシネコンもいいけど、なんかアヤシイ雰囲気の空間って良かったよね。2021/04/19

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