予測不可能な時代に先手を打つ リスク大全

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予測不可能な時代に先手を打つ リスク大全

  • ISBN:9784295011576

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内容説明

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本書には、私たちビジネスパーソンが「自分ゴト」として備えておかなければならないリスク全65種を掲載。それぞれのリスクについて、生命や仕事への影響度合いや深刻度合いを数値化してあるほか、そのリスクによって想定される影響や対策をデータを交えて丁寧に図解しています。リスクというと難しそうなイメージがありますが、私たちに身近な例を用いながら基本から丁寧に解説しているので、本書を手にしたその日からリスクに備えるための準備が始められます。

<本書で取り上げるリスクの例>
災害・事故のリスク……地震、豪雨、台風、火災、停電、交通事故、鉄道事故、盗難、通信障害 etc
経営・ビジネスのリスク……不祥事、新規事業の失敗、環境法令違反、プライバシー侵害、集団離職、ハラスメント etc
政治・経済・社会のリスク……規制緩和、景気変動、株価暴落、原材料の高騰、市場ニーズの変化、炎上、テロ、感染症 etc

目次

表紙
はじめに
目次
リスクインデックス
Prologue リスクとは何か?
Chapter1 リスクの基礎知識
1-1 リスクを見つけるために
1-2 リスクを見極める① 影響度と発生頻度
1-3 リスクを見極める② リスクマップ
1-4 リスクを見極める③ 重要度評価
1-5 リスクに対処する
1-6 リスクを管理する「見直し」
Chapter2 リスクをコントロールする10か条
2-1 常にアンテナを張り巡らす─「他人事」「自分は大丈夫」はない
2-2 注意深く観察する─隠れているリスクを見つけ出す目を持つ
2-3 整理整頓する─整理されていない場所はリスクを「見えない化」する
2-4 変化に注目する─人・モノ・金・情報の変化はリスクも変化させる
2-5 慢心に注意する─ほとんどの危機の原因に慢心がある
2-6 体調を調える─プロは24時間、隙をつくらない
2-7 悲観的に準備する─決して「楽観的に」準備してはいけない
2-8 楽観的に対処する─リスク対処には大胆さが求められる
2-9 挑戦する─挑戦することがリスク回避につながる
2-10 「評価・改善」する─成功からも失敗からも必ず教訓を得る
column リスクはゼロにはならない
Chapter3 災害・事故等のリスク
RISK 01 台風・高潮
RISK 02 水害・洪水
RISK 03 竜巻・風災
RISK 04 大地震・津波・噴火
RISK 05 落雷
RISK 06 豪雪
RISK 07 天候不良・異常気象
RISK 08 火災(爆発)
RISK 09 停電
RISK 10 交通事故
RISK 11 航空事故・鉄道事故
RISK 12 設備事故
RISK 13 労災事故
RISK 14 輸送・運送中の事故
RISK 15 盗難
RISK 16 PCなど情報・通信システムの故障・障害
RISK 17 データの消滅・紛失・逸失
RISK 18 サイバー攻撃
column リスクを取らない日本人
Chapter4 経営・ビジネスに関するリスク
RISK 19 グループ会社の不祥事
RISK 20 新規事業・設備投資の失敗
RISK 21 企業買収・合併(M&A)の失敗
RISK 22 知的財産権侵害
RISK 23 環境関連法令違反
RISK 24 製品事故・リコール
RISK 25 職場におけるハラスメント
RISK 26 役員・従業員による不正・不法行為
RISK 27 役員のスキャンダル
RISK 28 横領・贈賄・収賄
RISK 29 不正な利益供与
RISK 30 独占禁止法違反・カルテル・談合
RISK 31 インサイダー取引
RISK 32 プライバシー侵害
RISK 33 顧客等からの賠償請求
RISK 34 集団離職
RISK 35 従業員の過労死・過労による自殺
RISK 36 海外駐在員・出張者等の事故やトラブル
RISK 37 国内出張中の事故・トラブル
RISK 38 差別(国籍・宗教・年齢・性)
RISK 39 契約紛争
RISK 40 資産運用の失敗
RISK 41 与信管理の失敗、取引先(顧客)の倒産
RISK 42 広告・宣伝の失敗
RISK 43 顧客対応の失敗
RISK 44 社内機密情報の漏えい
RISK 45 顧客・取引先情報の漏えい
RISK 46 個人情報の漏えい
RISK 47 下請け業者・外部委託先の被災・事故・倒産
RISK 48 取引金融機関の経営悪化・破たん
RISK 49 地域社会との関係悪化
RISK 50 マスコミ対応の失敗
column コロナ禍と経営者の意識
Chapter5 政治・経済・社会リスク
RISK 51 法律・制度の急激な変化
RISK 52 貿易制限・通商問題
RISK 53 景気変動・経済危機
RISK 54 為替・金利・株価・地価変動
RISK 55 原料・資材・原油価格の高騰
RISK 56 市場ニーズの変化
RISK 57 テロ・破壊活動・襲撃・占拠
RISK 58 SNS等における批判・中傷
RISK 59 マスコミにおける批判・中傷
RISK 60 ボイコット・不買運動
RISK 61 反社会的勢力による脅迫・攻撃
RISK 62 感染症の蔓延
RISK 63 風評被害
RISK 64 人口減少
RISK 65 技術革新による業界構造の変化
column 日本人とリスク
おわりに
参考文献
索引
リスクマップ
著者プロフィール
スタッフリスト
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

42
新刊棚より拝借。自分はサイバーテロに遭わないように。あと、交通事故。諸々の天災。肝心なのは対策。その具体策を調べるにはよい。しかし、どうせ他人事、と片付けてしまいがちだ。その楽観主義を打ち砕くきかっけとなる本。2021/11/20

アルカリオン

12
《「日本人は水と安全はタダだと思っている」。イザヤ・ベンダサンは『日本人とユダヤ人』でこう書いている》とある。同書の背景に関する説明は一切ない。「イザヤ・ベンダサン」が日本人のペンネームであることは非常に有名なのだが著者は知らないのだろうか?それとも知ってはいるが、それに触れないほうがインパクトを出せると考えて意図的に説明を省いたのだろうか?あるいは、説明する必要はないと悪気なく判断したのだろうか?3つの可能性のいずれであっても著者の力量・信頼性に疑問符がつく記載であり、リスク満載。何とも洒落が効いている2023/04/16

アルカリオン

9
種々のリスクについて共通フォーマットで解説している。共通項目の一つが「リスクに巻き込まれないために」なのだが、個人的にこの表現がどうにも受け入れがたく目障り。リスクの定義は多様であり、本書における定義は「将来のいずれかのタイミングで悪いことが発生する可能性」(p12)なので、それに従えばそうおかしくはない。しかし、私が慣れ親しんでいる定義は「不確実性・振れ幅」(ファイナンス的定義あるいは「リスクを取って決断する」場面での定義)なので「リスクに巻き込まれる」という表現は違和感が強い。2023/04/09

jackbdc

6
たくさんのリスクがリスト化されている。一度ならず聞いたことがある項目ばかり。まあ、殆どが他人毎なので危機感は感じないがだが並べてみると圧巻である。自分の関わるリスクについてはこうやって書き連ねておくというのは必要なんだろう。自分の生活や仕事におけるリスクについても幾つか該当するものが見つかる。一度考え始めると、掲載されていない事についても色々と頭に浮かんでくる。印象に残った点としては、職場のハラスメント関係の整理法。○○さんとの関係と固有名詞を含めて整理すると俄然深刻度がUPするというのが面白かった。2021/08/25

読書太郎

2
リスク大全とあるように、世の中の様々なありとあらゆるリスクの事柄が網羅されている。 中には人口減少やイノベーションなど、既存の環境からの変化もトピックとして挙げられている。 リスクは優先度と影響度で測ることができる。 プロマネ的だと、回避、低減、移転、受容の四つ。 普段よりマネージメントの仕事をしている方には真新しいことはないが、やはり自身の思考バイアスを疑うことが重要なのだと感じました。2023/01/08

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