内容説明
2024年に1万円札の顔になる渋沢栄一。しかし彼の人生や功績は意外に知られていません。波瀾万丈に生き、近代日本の社会の基盤を作った渋沢栄一を多角的に解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
70
調べ学習用に。渋沢栄一の伝記(児童向け)を読みたいと探しているところだが、この本は充実の一冊。[第1章:渋沢栄一ってどんな人]巻頭絵本で物語で読ませる。少年時代の逸話、青年時代に駆け抜けた幕末、ヨーロッパ訪問についてなど[第2章:日本の近代化につくした、渋沢栄一の仕事]民間銀行の創立、鉄道会社・インフラ企業への参入、学校教育、福祉医療への社会活動など。本当にたくさんの仕事を成し遂げた人物だったことがわかる。1931年に91歳で亡くなる。▽なんで知らなかったのだろう。日本近代史は学校授業でやらないのか。2021/02/10
ひろさん
11
渋沢栄一コーナーから。カラー写真を多用して、小学生向けに書かれた本だからとてもわかりやすい。大河ドラマの理解の一助になりました。それにしても、聖人君子?ではないと思うので本来の人物像に興味が湧きました。2021/05/23
ムーミンまま
2
子どもの調べ学習用の本だけど、とても勉強になりました。儲けたお金を自分のためだけに使うのではなく、福祉や教育に!この気持ちがあれば、“自分さえ良ければ”のオレオレ詐欺なんてなくなるはず。栄一著の『論語と算盤』も読みたくなりました。2021/03/21
ヒロモ
0
図書館にて。良書。面白かった!大人にも最適。言葉が分かりやすく、写真も多い。幕末の人々との交流、合本主義、論語と算盤、関わった会社と福祉事業、SDGSで見る渋沢の功績など。日本郵船、三井住友銀行のエピソードは、渋沢の信念がよく分かり、思いと行動の一致がよく分かる。そして、利益に溺れる人との一線の画し方、私もこうありたい。2025/02/09
うめこ
0
図書館で借りる。2021/07/03
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