講談社文庫 アウン・サン・スー・チー 囚われの孔雀

著者名：三上義一【著】

講談社（2021/06発売）

• ISBN：9784062630696

内容説明

ミャンマー民主化運動の旗手知られざる素顔。建国の英雄＝アウン・サン将軍の娘にして自由化運動の美しきシンボル！　ノーベル平和賞受賞者――ビルマ建国の英雄・アウン・サン将軍の娘に生まれ、オックスフォードに学び、英国人と幸せな結婚をする。良妻賢母にして賢明な主婦、政治嫌いの彼女が、なぜ非暴力の自由化運動にのめり込んでいったのか？　１９９１年度ノーベル平和賞を授賞した「宿命」の女性の、知られざる素顔とビルマ民主化運動を描く！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[James Hayashi]

クーデターで軍政が敷かれていたビルマで無事民主化が進むかと思われたが、コトはそう簡単に行かなかった。血筋も素晴らしいが、頭脳も意欲も素晴らしく、ノーベル平和賞も受賞したアウンサンスーチー。軟禁、ハンガーストライキを乗り越え、ようやく政権をものにするが今年75歳になる。暴力を振るわず戦い続ける女性リーダー。見習うべきところは多い。

2020/04/04