内容説明
データや情報を可視化して活用することが当たり前の時代.
ツールやプログラムに任せて,データを可視化するだけで満足していませんか.
情報をうまく伝えられない,正確に読み取れないという事態に陥っていませんか.
本書は,
・データや情報をわかりやすく,効果的に伝えたい人[プレゼンテーション]
・コンピュータから正しく,効率的に情報を得たい人[情報探索/モニタリング]
・データから価値のある情報や傾向を得たい人[データ分析]
に必須となる,「情報可視化」の基礎と表現手法を体系的にまとめた解説書です.
まず,単に可視化することから一歩進んで,データから「価値」を引き出し,受け手に与えられるようになるために,人の視覚特性に基づいた基礎理論を学びます.
そして,量的データ,質的データ,集合,ネットワーク,地理データ,時刻データなどのデータ構造ごとに,適切かつ効果的な可視化表現を学びます.
目次
第1章 情報可視化の概観
第2章 視覚の性質
第3章 色
第4章 データ
第5章 値の表現手法
第6章 関係の表現手法
第7章 視覚的表現
第8章 多変量量的データの表現手法
第9章 多変量質的データの表現手法
第10章 集合の表現手法
第11章 ネットワークの表現手法
第12章 階層データの表現手法
第13章 地理データの表現手法
第14章 時刻データの表現手法
第15章 動的データの表現手法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2022/11/14
hayataka
2
情報可視化や可視化分析に関する動向や、具体的な可視化方法(色、形、配置、チャート)がまとめられています。記号表記等は慣れていないと毎回意味を参照する必要があったので、少し読みづらい印象はありました。また、情報の整理原則であるLATCHですが腑に落ちなかったのですが、最近ではThe Seven C’sというものも提案されているようです(https://visualizing.jp/thesevencs/)。最新情報は自分で調べる必要はありますが、人間の認知を踏まえた可視化表現のエッセンスを学べると思います。2021/07/11
KOBAYASHI
1
◎。可視化のお勉強。2022/01/27