内容説明
日本にも世界が認める水中のエコロジカルデザインのできるトップダイバーがいた。彼は今、脱炭素化社会に向けてスーパーSDGsな洋上風力づくりに取り組んでいる。テレビで話題! 「プロフェッショナル~仕事の流儀~」(NHK)「情熱大陸」(毎日放送)他出演。洋上風力発電はエネルギー問題だけではなく、漁業や地域の活性化、海の環境のことまで解決するスーパースターだと確信しています。これは日本発の技術であり「海の恵みに感謝する」という哲学として世界に広げることができたら、どんなにか素晴らしいことでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
46
図書館本。風力発電について学びたく読了。海洋資源保護の観点で日本の海の現状とこれからに着目しつつ、そんな中での洋上風力発電について知る事ができます。2021/09/25
ポタオ
7
意外にも風力発電は海中を豊かにしてるんだなぁと2023/07/08
いくら丼
7
とても良い本だった。疑問に苛まれしんどい中でも、疑問を手放さないまま家族のために仕事を続けた著者は凄いし、だからこそ転換を迎えたと思うとそれも凄い。カラー写真で海中の様子がわかるのも、ビジュアル面での説得力を与えてくれる。ただ、7章の結論には思うところがある。「人間の都合」って言い回しは、都合が良すぎないか。海が荒れて困る漁業者も人間だ。漁業者の都合に逆行するのは「人間都合」だろうか? 個人の都合や業界の都合、と言ってしまう方が正直だ。そもそも本当に人間の都合を考えるなら、海が荒れて困らないはずもない。2023/04/24
Nobu A
5
渋谷正信著書初読。21年刊行。「何じゃあこれは?」と言うのが脊髄反射的読後感。筆者に何の恨みもないが、はっきり言ってタイトルの「洋上風力発電」のことは何一つ知らないと文中から解る。加えて出版に当たり、何一つ調べていない。例えば「五島の漁業協調・共生策モデルづくりの担当アドバイザーに就任。恐らく日本で初めての実証モデル」ってそんなの調べろよ。また「モナコ公園に招待され基調公演を行い、拍手喝采」って何がそうだったか詳述したら。紙面の半分位自身も含む無駄な写真ばかり。データに基づいた情報は粗皆無。至極駄本。2024/02/26