通貨の興亡 - ドル時代の終焉

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通貨の興亡 - ドル時代の終焉

  • 著者名:高橋乗宣
  • 価格 ¥640(本体¥582)
  • PHP研究所(2021/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569606736

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内容説明

19世紀後半以降、世界史上で初めて成立した通貨体制は、ポンドを決済通貨とする金本位制であった。しかし第一次世界大戦後、ポンドはドルとの熾烈な為替戦争に敗れ、その座を譲る。そして、第二次世界大戦後のIMF体制の成立と共に、ドルは世界経済を支える基軸通貨となる。1971年のニクソン・ショックをもって、パックス・アメリカーナの時代は実質的に終わる。しかし拡大至上主義にとらわれたアメリカはその後もドルを撒き散らし、国内の貯蓄率はますます低下、対外債務は拡大の一途をたどる。ドルの暴落により世界大恐慌に陥るという悪夢は、もはやいつ起こってもおかしくないと著者は論ずる。本書では、大胆にして鋭い予測で定評のある著者が、通貨興亡100年の歴史を克明に分析。ユーロとドルの可能性、そして世界経済の新たな枠組みを展望する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

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1999年に刊行された本です。著者は2000年以降にドル安・円高を予想していましたが正にそのとおりになりました。2013年現在円安に振れていますがドルの信用は失墜したままです。ユーロも残念ながら加盟国の財政破綻に引きずられて信用通貨になるにいたっていません。あらたな通貨基準に向けた混乱期にあるといえるのかもしれません。2013/09/01

tokkiee

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歴史を振り返るには持ってこい2008/12/09

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