内容説明
女の本音、最前線!
1970年創刊から50年。
女の欲望、好奇心の最前線に立ち、
人気雑誌となっていった「anan」の歴史をひもとき、
誌面に映し出されてきた女性たちの本音や
価値観の変遷を鋭く分析した本書。
女性たちの生き方、出版界の舞台裏をよく知る
著者ならではの辛口かつユーモラスな視点が冴える
話題満載のananクロニクル&エッセイ。
「ananの嘘」とは……。
江原啓之さんとのスペシャル対談収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
51
anan50年の歴史を酒井順子さんらしい、冴えた切り口で解説する。フランスELLEの日本版として出発したという話や、別冊女性自身のイニシャルが女性誌JJであることなど歴史的小ネタが興味深い。創刊当時はヌードが掲載されたり正社員を辞めてハウスマヌカンなどのカタカナ職業の転職を勧めたりと過激さがあるが2,000年以降は結婚やモテ、さらに丁寧な暮らしへと変遷。迷走していく様は日本女性50年の歴史を語り尽くしている。ananの嘘という名で当時ananに掲載されていたというところも自虐的で笑えました。2022/07/15
双海(ふたみ)
8
ananを全く読んだことないのに本書を借りてしまった笑 1970年3月の創刊号は、澁澤龍彦訳のペロー「赤ずきんちゃん」や「女の色気と男の色気」と題した三島由紀夫(同年11月に自決)といった錚々たる顔ぶれ。それを知ることができただけでも私は満足。2025/10/09
海星梨
4
NDC攻略枠。ついに総記も後半ですね。60代以下の女性でありながら、ananを手に取ったことのない身。雑誌は文芸雑誌も読まないのよね。最近、図書館でニュートンの気になる記事を読むくらいで。だから、なんとなくモテファッション雑誌だと思ってたので、創刊時はその反対をいっていたことにびっくり。でも、気合い入れて尖った挙句に婚期逃してスピチュアルに走る……って、高校・大学進学も結婚のステップと考えている女性よりイタくないか? 2025/06/12
dzuka
3
この一冊を読むまで、流行を作り出すananという雑誌は、ただのトレンド発信のファッション誌だと思い込んでいた。 そんなananに、前衛的な側面があったとは目から鱗。雑誌の運命として売れないといけない、特徴を出さないといけないなど、さまざまな制約をうけて、これまでの変遷を歩んできたのだろうが、ウーマンリブやフェミニズムのスピリッツが入っていたと聞けば、よく生き残ったと称賛したい。 今は当たり前の女性の一人旅もこの雑誌がなければ、もう10年遅れていたかも。雑誌の影響恐るべし。 2023/03/31
nadaha
3
ユーミンの罪、オリーブの罠からのananの嘘。昭和から現代にいたる女性向けカルチャー史の三部作として酒井順子という「負け犬」論者ならではのシニカルな切り口が効いてて面白かった。男性からするとキワキワの見出しと煽情的な特集が多い印象が強いが、実際はリブや女性の社会進出を受けて人気を博していった雑誌らしい。若いうちから婚活に近い価値観に身を置くニュートラと袂を分かち、自分らしくを推し進めていった結果、奇しくも平成に入って結婚出来ない世の中を先取りしていった辺りの分析は酒井順子ならではで見事。2022/01/27
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