心病む夫と生きていく方法 - 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつ

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心病む夫と生きていく方法 - 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつ

  • 著者名:蔭山正子
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ペンコム(インプレス)(2020/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295404743

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内容説明

統合失調症、双極性障害、うつ病… 今まで他人事だったかもしれません。実は一生のうちに4人から5人に1人は発症する身近な病です。
本書は、このような精神疾患を患った夫と暮らす妻の体験を紹介する本です。
7人の妻による座談会と、4人の体験談を通して、妻がどのような困難にぶつかり、どう乗り越えてきたのか、そして、どのように変わったのか、ひとつひとつに向き合い、一緒に考えていきます。
第1章 語り合う 妻たちのホンネ座談会
第2章 妻たちの体験談 現在、過去、そして未来 
1 互いの肩を抱き、涙枯れるまで泣き尽くした夜。そこから私たちは前を向いて歩き出すことができました
2 病気の夫からは暴言、義母からは責め立てられ。妻の立場はこんなにつらいのか
3 暴言、暴力、浪費。それでも別れたくない。夫を見捨てるのはいけないことに思えました
4 病気を抱え副作用の強い薬を飲みつつ、ギリギリまで働いてくれた夫は、「同志」かもしれない
第3章 考察 まとめ
体験談と座談会から見えてきたこと。精神疾患を患う夫の妻が体験したことと、必要な支援について
なお、本書に編集協力の「精神に障害がある人の配偶者・パートナーの支援を考える会(配偶者の会)」は、「配偶者・パートナーの集い」「子どもたちの集い」「結婚・育児について語る当事者会」の3つの集いを柱に、家族全員を〝まるごと〟支援する会です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

18
全国精神保健福祉会連合会(通称:みんなねっと)監修。長く精神障がい者家族会に関わってきた著者は、配偶者会で参加者から話を伺った際、その妻の体験は、<同じ女性として衝撃を>受けた、と。そこで、<この現状を多くの方に知ってもらわなければいけないのではと思わされ>、統合失調症、双極性障害、うつ病などの精神疾患を患った夫と暮らす妻の体験を紹介した本書を作成。【著者が一番伝えたい、妻たちからのメッセージ】<ご家族は当事者のことだけでなく、ご自分のことも大切にしてください。自分の人生があることも忘れないでほしい>。⇒2021/01/18

かりんとー

7
(県立図書館)何となく精神障害以前の問題であるひともいるような…。皆さんよく耐えていらっしゃる。統合失調症を隠して結婚した夫はひどい。暴力的だし。 1人で抱え込まず支援を受けるのが得策ですね。 2021/05/30

ishida

1
当事者の側は自分のことでいっぱいいっぱいで家族のことまで気が回らないが、改めて家族側から見るとこれは大変だ…と思う2024/02/21

わか

1
私自身も精神疾患、パートナーも精神疾患、ゆえにこれからの生活に不安があるので再読した。配偶者向け家族会の参加者の体験記本。配偶者は家族の中で唯一血が繋がっていない。故に血縁者中心のふつうの家族会ではいまいち悩みを共有できない。周りに相談しても「別れろ」と言われるだけ、しかしそれでも一緒にいることを選んだなら……という本。 暴言や暴力など私だったら別れるだろうなと思う事例もたくさんある。そしてはっきりと本の中で「生きていく方法」が示されるわけではない。鮮やかな解決はなく、地道にどう切り抜けるのか……2023/08/21

蜜柑

1
家族の会に参加してみようと思った2022/05/20

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