東京藝大美術学部 究極の思考

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東京藝大美術学部 究極の思考

  • 著者名:増村岳史
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • クロスメディア・パブリッシング(2021/05発売)
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  • ISBN:9784295405344

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内容説明

もはや「ロジックの積み重ね」だけでは社会が行き詰まり、将来も不安で、モノが売れず、人も育たない……。
そんな答えのない時代に最重要な「問う力」を育むヒントとして、東京藝術大学の美術学部を取り上げたのが本書です。

▼ とことんまで「自ら考える」ことを実践する唯一無二の存在

ダニエル・ピンクが「MFA is New MBA」と題した論文を発表したのは2004年。
いま欧米だけでなく日本でも、若手のビジネスパーソンを中心に、MBAのように「MFA(Master of Fine Arts=美術学修士)」への注目が高まっているといいます。

アートを学ぶことは、言い換えれば「自分ごと化」を突き詰めることであり、とことんまで「自ら考える」ことこそ、行き詰まりを打破する力を持ちます。
そして、まさにそれを実践している唯一無二の学び舎が、東京藝大美術学部なのです。

通常は似たような偏差値の「似たような学力・思考の人々」が集う日本の大学の中で、同学部は特異な存在です。
1浪・2浪は当たり前で、40代・50代の学生も見られ、偏差値でいえば40台から70台までが一堂に会し、競争倍率も日本の大学の平均を大きく上回っています。

入試においても「この学生の思考力・表現力はどのくらいで、どこまで伸びそうか」を見定め、学生一人ひとりが個性的でユニークな同学部は、「究極のダイバーシティの教材」ともいうべき存在。
社会やビジネスを考える上でも、これからの最重要項目の一つともいえる「多様性」を尊びつつ、徹底的に思考力を育み、いまや多くの企業も熱い視線を注ぐ同学部の「ユニークさの源泉」はどこにあるのでしょうか。

「アート」と「ビジネス」の接点を追究してきた著者が、東京藝大美術学部の数多くの卒業生や現役学生・教員などにインタビューを行いつつ、その秘密に迫るのが本書です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

16
なんだか、最近、ロジカルというか、分析的な思考、失敗のない考え方に飽きてきたw。ので、とても楽しく読めた。とにかく手を動かしたいんだよね。2021/12/27

nekozuki

16
芸大生のアート思考が、ロジカルには解決できない問題への新たなアプローチとなりうることを東京藝大出身の方々へのヒアリングを通じて説明している本。 そもそもアート思考というのがどういったものかはあまり分析されていないため、わかったようなわからないような気持ちになる。 2021/10/30

ハチ

12
世に流布し始めたアート思考が自分の中で一人歩きしていないか、理解を再構築するために読んだ。控えめな文章の中に芸術の爆発性が垣間見れ、その素地となる確かな芸術家達の思考、態度がまとめられておりよい学びとなった。2021/09/10

ヨータン

9
これは面白かった!今まで東京藝大美術学部に関する本は何冊か読みましたが、この本が一番リアルにイメージできました。特に油絵学科に入った人たちの生い立ちや、入試攻略法、そして油絵学科の授業や卒業後なども具体的な例を挙げてわかりやすかったです。今までは美術学部卒業と聞くと就職不利のイメージがありましたが、これからは引っ張りだこになる予感しかしません。2024/03/22

アルカリオン

8
KindleUnlimited 文章力・構成力共に落第点で読みにくい。あと、本題とさしてつながらない自分語りをちょいちょい混ぜてくるのはやめてほしい。序文で「不確実な時代に活躍するためには『ロジック』だけでは不十分でありアート的思考・感性が重要だ」と述べているが著者はもう少しロジカルに書く練習をした方が良い。2024/05/23

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