内容説明
本書は自家消費型という、間違いなくこれからの主流となる太陽光発電についての解説や
著者からの提案、そしてこれからの太陽光発電、ひいてはエネルギー供給と利用のあり方についての提言で構成されています。
本書を通じて著者がお伝えしたいのは、たった一つです。
それは、太陽光発電というこれからの時代を担っていく極めて重要なエネルギーを、
特に事業者の皆さんにとってどんなメリットがあるのかをお伝えし、なぜ導入する必要があるのかという提言です。
昨今の脱炭素社会の実現向けて取り組みが急務となっているRE100やSDGs、ESG 投資
に代表されるような持続可能な社会システムの実現に向けた企業への社会的要請が強まる中、
太陽光発電を導入することはもはや「あればいいメリット」ではなく、必須の取り組みになりつつあります。
これからの企業は、太陽光発電とどう向き合うべきか?
メリットを最大化し、味方につけるにはどうすればよいのか?
こういった問いに対する答えを、本書ではしっかりと解説、お伝えいたしますので、
ぜひ最後までお読みになり、これからの指針に役立てていただければと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
107
太陽光発電販売施工の老舗•和上ホールディングス石橋大右代表が卒FIT後の太陽光発電トレンドを解説。脱炭素社会への移行に伴う電力価格の上昇に備えて、「売電」ではなく「自家消費」を目的に太陽光発電を行う。産業用途であればPPA(Power Purchase Agreement)や自己託送、蓄電池の価格低下により導入ハードルが低下。個人的には、太陽光発電のビジネスモデルの理解と、和上ホールディング/インフラファンドの存在を把握できたのが収穫。2022/01/06
あすなろ
74
仕事上で必要となり急ぎ読破。ただ、なかなかないテーマの本で助かった一面あり。さて、歪んだ制度故に投資・投機化している太陽光発電が諸先進国の様に必要たる需要家が普通に使える一つとしてこの方法はありだと考える。土地の悪戯な乱開発ではなく。自家発自家消費。そして、太陽光発電が再生可能エネルギーの中でやはり一番生き残り安定している面からもこの在り方に進むのだろうとは思う。まだまだ試行錯誤を繰り返していくのだろうが、以前の第二電電の頃の群雄割拠・試行錯誤時代に入りつつあることは間違いないのであろう。2021/11/14
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