講談社文庫<br> 有明の別れ

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講談社文庫
有明の別れ

  • 著者名:南條範夫【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061850262

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内容説明

源氏物語のあとを承ける、男装の姫君の数奇な一生を描く王朝物語――右大将・尚教は、秀れた資質の美貌の貴公子であったが、女たちの憧れを振り切って、一人身で通していた。それは、父・左大臣の奇怪な謀のせいで……。王朝貴族たちの自由奔放な恋愛と、そこに清清しく生きた、数奇な運命の人の物語。源氏物語以後の物語は殆ど散逸したが、有明の別れは劇的に800年ぶりに写本が発見され、一大旋風をまき起した。その800年ぶりに発見された奇蹟の愛の古典を、見事に蘇生させた、傑作長編小説。奇想天外な愛の物語の見事な再現!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiro

0
平安時代の男装の女性の物語と聞いて。どうしてもとりかえばやと比べてしまうけど、ストーリーはこちらの方が好きかな。関係の乱れっぷりはとりかえばやに軍配が上がるか。移り気で身勝手な男たちの中であまりに一途な院や宮の姿が心に残る。それにしても秘密を秘密のまま墓に持っていけないのはなぜなんだろう。最後の秘密のあと、道房がどんな行動を取ったのかがとても気になる。2016/12/08

カチ

0
再読。以前は男装の右大将のストーリーに魅かれが、今回は違った。特に帝に入内してからは、理想的な女性として崇め奉られ、人間味が感じられない。それより色好みで右往左往している道房の男性心理や、婉子のキャラクターに現実味を感じて面白かった。2015/05/16

のんびり

0
再読2015/02/19

AMN

0
「とりかえばや」とかいろんなものがうまい具合に混ざってる。続きが気になるなぁ…あれからどうなる予定だったんだろう。2013/08/06

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