幻冬舎新書<br> 薬物売人

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幻冬舎新書
薬物売人

  • 著者名:倉垣弘志【著】
  • 価格 ¥982(本体¥893)
  • 幻冬舎(2021/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344986220

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内容説明

田代まさし氏への覚醒剤譲渡で二〇一〇年に逮捕され、懲役三年の実刑判決を受けた著者は、六本木のバーを拠点にあらゆる違法薬物を売り捌いていた。客は、金のある日本人。会社員もたくさんいた。マリファナの客は、癒しを求めて、コカインの客は、創造性のために、週末だけシャブをキメる客も多かった。しかし、楽しむための薬物は、いつしか生きるために欠かせなくなり、人生を破滅させる。自らも依存症だった元売人が明かす、取引が始まるきっかけ、受け渡し法、人間の壊れ方――。逮捕から更生までを赤裸々に描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

21
依存性薬物の売人は最も低級で俗悪で下劣な生業である。罪のない人々に依存性薬物を販売すると人格が下劣になる。好きだからと言って毒を食べたら死んでしまう。依存性薬物を吸引するよりも本を読む方がどれだけ良いか。どうして、掃きだめの中に落ちていくのか。 2021/09/21

マッキー

5
マーシーに覚醒剤を捌いた人の手記。薬をゆっくり血管に入れるために一度血を注射器に戻す描写が痛々しい。経験者じゃないと書けないこともあるんだなと思った。2023/01/14

むさみか

5
田代まさしさんの話は ほとんどないんですが 薬については 全編にわたって 大暴露 とても生々しいです 薬物の使い方や 取引の仕方まで 赤裸々に書かれていて え・・・ちょっとここまで書いても 大丈夫かな と心配になるくらいでした2021/08/11

活字@れつだん先生

4
一気読み。田代まさしに売った売人の人生。経験者にしか書けない本は素晴らしい。空き缶に注射器を入れて潰す、シャブの話で興奮しウンコがしたくなる等々。拘置所での生活、刑務所、出所後の生活。覚せい剤の仕入れ値と売値まで書くとは。ラストは臭いが、まあこんなもんかね。2021/11/05

れに

3
田代まさしに薬物売ってた売人の手記。対したエピソードもないのに何回も彼の名前が文中で出てきて若干ウザい。箔付けと話題性の為なんだろうけど逆に有名人に乗っかってる感あって痛いわ。シャブ中がシャブの話すると興奮してオナラでてしまいには便までしたくなるとかはちまたには出回らないネタなのでその辺はまぁ良かったが。たださ、この人またやるよね。出所してからも逮捕されてないけど即やってたみたいだし。妻や子供がいたってそんなの何の抑止力にもならんと思う。こんなのが刑務所で食ってく為に何でうちらが税金払うわけ?バカなの?2022/02/10

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