内容説明
★韓国で40万部の大ベストセラーついに邦訳。
★心疲れる時代、韓国で圧倒的に読まれた1冊!
韓国で30年余り、1万2000人以上の胸の内をのぞいてきた女性精神科医による、
まったく新しい心理メソッド。
「いまの私たちに本当に必要なのは、専門医による治療、いわばプロのシェフによる料理
だけではなく、毎日お家で作る“おうちごはん”のような心理的治癒である」
という考えのもと、専門医に頼ることなく、自分を救い、家族や隣人を助ける方法を伝授します!
●出版社からのコメント
★「こんな本がほしかった 」の声続々!
★専門医に頼らずに心をケアする
韓国では本書のメソッドを実践するためのサークルが数多く作られ、 「精神科に通わず不安を取り除くことができた」 「大切な人を鬱状態から救うことができた」 と反響を呼んでいます。
★「忠助評判(忠告・助言・評価・判断)」はしない。
★ただ共感しなさい――
よかれと思ってつい口にしてしまう、「忠告・助言・評価・判断」のことば。 正論は意外と暴力的です。寂しさや怒り、悲しみなどの感情は、 すべて正しいと受けとめ、心から共感する。 ――これだけであなた自身と大切な人の心のケアができます。
★現在の生活や将来への不安に悩む人の、心の行動指針となる一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
3
心はいつも正しい。行動は正しいとは限らない。2022/05/03
そよ風ルン子
0
共感のつもりが、いつしか感情労働になっていたことを気づかせてくれた本書。共感とはその人の存在自体に焦点をあてるもので、言葉そのものに焦点をあてるものではない。言葉そのものに焦点をあてた共感だと、やがて感情労働になっていくと私はそう理解した。ただ、存在自体への共感は訓練が必要だ。 存在自体の共感がお互いに機能すると対話になる。理解しようと、したいと思う気持ちになる。共感がないと、それは対話ではなく、単なる意見の言い合い。そして意見が合わないと対立となる。ふとそんなことを思った。何度も読み返したい本。2024/01/25
K
0
(2021,146.8)少し前、書架整理でタイトルが強烈だなと思って棚に入れた。後日、つらくなったとき、そこの棚に行ってすぐ見つけて借りた。内容はタイトルの受け手ではなく、発し手側に向けてだった。が、抽出すると、「感情第一」「何より心を守る」「自殺・殺人企図もまず肯定」というようなことを言ってる。よーーくわかった。韓国語を知らないので、原題が知りたいが(知っても意味わかんないけど)、とにかくこの日本語タイトルにした訳者はえらい。ぐらついている時に効く。共感第一主義は王道だけど、タイトル勝ちかなあ2023/10/19