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内容説明
米国、英国で大反響を呼んだ大前研一が久々に放つ21世紀の“本格的な経営書”。『企業参謀』『ボーダレスワールド』に続く名著。経営の本質を詳らかにする。
目次
まえがき──日本語版の読者に向けて
二〇〇一年版へのまえがき
第1章 探検の時代──新大陸発見!
第2章 富はプラットフォームから生まれる
第3章 アービトラージの本質
第4章 目覚めよ企業参謀──戦略は根本から変わった
第5章 勝者となる地域と敗者となる国家
第6章 長いトンネル
第7章 新しい冷戦
第8章 ワイルド・ウェストを飼いならす
エピローグ
人名一覧
用語集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
非日常口
26
大学生時代以来の再読。当時はスマホもなかったな。マルクスの資本論の後で読むと、見えない大陸で新たにマルチプルを使い本源的蓄積がどこで行われたかや、規制撤廃しすぎた米と規制を残した日本で新自由主義の純度の違いによる格差の規模を比較考察すると面白い。今やサイバー空間は国防と密接に絡むと共に、個人を孤人として今いるその場から隠れる場所となる一方、世界に自身を投じる自由な場となった。実体や身体を置き去りに情報の肥大と加速が引き起こす属性の非対等性がボーダレスに生み出す利点と欠点を、ネット黎明期のデータで見直せる。2016/02/25
しんい
3
もう古い本で、英語版を日本語訳したものだが、ともかく20年以上前に現代のことが見えてた方なんだなとあらためて実感。もちろんベタな提案も多いし、外れていることもあるけど、多くは方向性はあたっている。そして今20年後の自分がそれを理解して生きているかと思うと、そうなっていなくてぞっとする。2021/07/07
Minoru Takeuchi
1
第三章アービトラージの本質。p130 私こどですか、日本で私の取り扱う製品の業界は特にアービトラージを嫌う傾向があると思います。海外メーカー参入が難しくなっている要因のひとつでしょう。 何度も読んで見ようと思います。 たくさん発見あること間違いなさそうです。 さてどうするか?作戦考えます。2015/04/05
Kei
0
大前さんの新資本論。主張はボーダーレスワールドや他の著書で述べていることと大して変わらないが、やはりいつもこの分析力と未来を言い当てる力には驚かされる。2016/01/20
David Zhiyu Song
0
マルチプル(レバレッジ)経済 インターネット経済 グローバル経済 実態経済 この4つの経済が相互に絡み合っている。 ここを意識 2015/11/21