内容説明
「地理」は、自然から人間の営み、地球上のあらゆる現象まで扱う幅広い学問です。
地図をつくるための測量には数学的思考が必要となり、自然環境の基本となる地形や気候を知るには地学などの理科的な知識も必要となります。
本書は、そうした理解しにくい理系的思考部分を数式を使わずに図解化し、概念的に理解できることを目指しました。「地理嫌い」をなくすために、できるだけ易しく、図を多用した「読んでわかる」地理の入門書です。
高校地理の内容をベースに、イラストを多用し、原則見開き構成で展開しています。地理教育の現状や、新しい指導要領で新設される「地理総合」にも触れています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
46
山川だから集められた?その筋の偉い人がよってたかって作った地理のご紹介本。地理教育必修の流れにのって地理どうしよう?な人にも地理の重要性がわかるんじゃないか。人文地理と自然地理にも触れ、GNSS(GPSを含む衛星利用のシステム)、GIS、地理院地図もカバーしているので、現在の地理の位置付けを知ることもできてよいです。2021/03/13
けぴ
42
面白そうな題名、山川出版、綺麗な見開き。学生の頃、地理はあまり好きでなかったので読んでみる。しばらく読み進めるがさっぱり頭に入ってこない。分担執筆のためか、ぐいぐい引っ張るものがない。GISが略語の定義を記載せずに出てくる。Googleと「GISとは、Geographic Information System の略称で日本語では地理情報システム」社会人対象のふりをして対象読者が絞れてない。残念な一冊。2019/08/05
asiantamtam
18
知らないところをうろうろするのが好きなので、基礎を知っておこうと読んでみた。可愛い表紙だが中身は結構難しい。GISの活用でジョン・ハンケさんの記述があるのがすごい。Google Earthってやっぱり革新的だよね。2019/05/15
あまみ
15
前半、中学で習った地理を思い出すにはちょうど良い。イラスト写真も多く、解りやすく読みやすい。▽後半の多くを占める地図の話は、中学時代はこんなに詳しく教わらなかった。面白い。▽習わなかったGIS。今は多くの人が意識することなく便利なツールとして使っている。そのソフトも紹介している。良書です。2021/07/07
kitten
13
図書館本。地理の勉強は、中学校の時以来になる。高校では地理なかったしな。高校でも地理は必修に戻るらしい。もちろん、基本となる情報は昔から変わってないが、地理情報システム、GISがどんどん進んでいて、覚えるだけの学問ではなくなっているそうで。情報なんて調べればすぐにわかる時代なんだから、その情報をいかに活用できるかを勉強すべきなんだろうな。地図帳は昔から好きだったなあ、と思い出した。2023/10/10
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