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内容説明
江戸城、東大赤門、明治神宮、後楽園…。明治維新、大震災、空襲で江戸時代の建物の多くが失われた東京にも江戸遺産は残っている!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
50
この著書を読んでいて、あの景色と思い当たることが多く、確かに歴史はつながっていると感じます。夏休み、コロナの心配がなければ著書を片手に東京散策も楽しいでしょう。景観を無視した再開発はうんざりで、六本木ヒルズが建ったときに、東京はなくなってしまったと思いましたが、まだまだ可能性はあるようです。一方で北区の有形民俗文化財に指定されていた十条富士がいとも簡単に取り壊されている現実に結い手も言及されていますが、全く悲しいことだと思います。2021/07/29
わんつーろっく
15
明治維新、関東大震災、空襲、前回の東京オリンピック、そしてバブル。東京は何度も破壊され姿を変えてきたが、探してみるとそこかしこに遺構が残っている。約600の大名屋敷は門だけ移築されていたり、堀に残る大きな石垣は人力でよくぞここまでやれたもんだと、多くの遺構に感心する。歴史&まち歩きが好きな方には、この情報量は必見。2021/10/07
田中峰和
6
関西に戻って15年、その前は10年以上東京に住んでいた。大坂などに比べると東京には広場や木々が多くかった。神意に従い自然を支配する欧州に対して、江戸の庭園は自然が人工的に再現され、木々の枝が自然に伸びているように見せることに腐心していると著者は言う。江戸の区画は武家地、寺社地、町人地に分かれていた。武家地に比べ、町人地には4倍以上の人口が詰め込まれていた。庭園など当然なかった。明治以降も将軍家だけでなく、大名の広大な土地は再開発されても、他の都市に比べ緑地が多く残った。写真で紹介される江戸の面影が美しい。2023/04/25
月猫夕霧/いのうえそう
6
東京23区内を歩き回って、江戸時代からある堀や門、寺社建築などを紹介していく本。網羅されているわけではないと思いますが相当な数の建物類が紹介されてます。作者が実際に現地に行って見ているのが分かる丁寧な作りで、こんなに建物があるのなら幾つか見に行きたいですね。と言ってもこの本、地域別ではなく種類別(城、大名屋敷、寺社、土木)なのと地図が無いので、実際に歩くためには自分で目的地を考える必要が有りますが。2021/07/10
takao
2
これは推薦。2023/01/09
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