内容説明
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思い切り泣ける、ほっこりなごめる、17の実話。出会ってからお別れのときまで、猫とのかけがえのない日々のエピソード。
引きこもりの息子を暗闇から連れ出してくれた子猫。
認知症の母が忘れず愛し続けた猫。
コロナ禍の中での不安を猫に救われる日々。
我が子に先立たれて嘆き悲しむ母猫。
ガンに侵された愛猫との最後の３カ月。
急逝した母の飼い猫と本当の家族になるまで。
本書には、そんな猫たちとの暮らし、出会いや別れ、猫同士の愛情など、
飼い主さんから寄せられた17の実話を収めました。
世界が不安に包まれている昨今、
猫から心のやすらぎや、生きていく力をもらったという人もたくさんいます。
天国に旅立ったあとにも、飼い主さんの心をあたため続ける子もいます。
猫を飼っている人、かつて飼っていた人、地域猫と関わりのある人、
飼えないけど猫好きな人……猫を愛する人なら心に残るエピソードばかり。
泣けて、ほっこりできて、生きる力をもらえる。
猫という存在がいることの喜びを改めて感じられる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マク
22
猫のコラム集。猫を飼っている人なら、分かる分かる！となるでしょうし、飼っていない人は猫をお迎えしたくなるような内容が満載です。うるっとくる話や悲しい話も。 生き物を飼う喜びがたくさん載っています。優しい気持ちになれました。ありがとう。2023/02/25
いづむ
9
一般の方から寄せられた猫との出会いや別れの個人的なエピソードが17編おさめられています。年齢も家族構成もバラバラな人たちに共通するのは言うまでもなく猫への愛と感謝。各エピソードの最後に入る「あなたにとって猫とは何ですか」への答えがひとつひとつ身に染みて、幸せな気持ちなのに泣きそうになります。猫に出会うことで変わる人生、犬もそうかもしれないけれど猫は愛とかわいいのかたまり！深尾竜騎さんという方のイラストがまた良い！2022/07/01
こすもす
4
様々な家族と猫との話。 最後の方であなたにとって猫とは？の答えが心にしみます。 「暗闇を照らしてくれた灯り」「言葉のいらないソウルメイトのような存在」「自由、気高さ、愛らしさの象徴」等々、人と猫との関係にひとつのはなしが終わる度にｳﾙｳﾙしてしまいました。2021/08/22
けろたん
2
某チャリティー番組では泣きませんが、←むしろ感動の押し売り感が苦手。 だめですね。こういう類いの本は涙腺にきます。笑。 私は元々犬派でしたが、ひょんなことから猫をゴミ捨て場で拾い、それ以来どっちも好き派になりました。 いまや、私のいや、家族皆が犬と猫の暮らしを満喫しています。 やがて来るであろう別れを思うと、今からつらいです。 でも絶対犬と猫たちより、一日でも長く生きて看取ろうと思っています。イラストも猫の太々しさまで表していて可愛らしいので、猫好きな方におススメします。2022/08/29
i-O
2
様々な猫のエピソードを飼い主が綴る。不思議なエピソードや、ちょっとウルっとくる話がたくさん。ツンデレ猫、甘えた猫、少しずつ懐く地域猫に兄弟愛溢れる猫。やっぱり猫って魅力的。ところで今の時代雑種って言い方はしないんですね。2021/05/26
