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内容説明
ポストコロナ時代における一定の方向感が見えつつある。
その方向とは、「グリーン」と「デジタル」の2つのテクロノジーイノベーションを起爆剤とした
自律分散型の社会構造、つまり新たなコミュニティー型社会への転換。
このための社会・産業・企業の三位一体での構造転換を進めていくことである。
日本のグローバル企業、特に大手モノづくり企業の多くは、デジタルシフトに加え、
昨今の各国政府が掲げるグリーンシフトにより、大きな変化点に立ちつつある。
これまでテクノロジーを起点としたイノベーションで世界に冠たる地位を築いてきた日本の技術系企業にとっては
国内外からの投資を呼び込み、一段のイノベーションを進めるチャンスでもあるのだ。
本書では、これから求められる「官民の枠を超えてのコミュニティー形成」に向けた社会・産業・企業一体での「令和トランスフォーメーション」と、
その転換の中での日本企業にとってのチャンスを解説する。
目次
プロローグ
第1章 令和トランスフォーメーションとは
第2章 SX:行政・企業・個人の協働による新たなローカルコミュニティーの形成
第3章 IX:グローバルからローカルソリューションへの産業重心シフト
第4章 CX:グローバル+ローカルソリューションのバランス型事業ポートフォリオの構築
第5章 SX/IX/CXで日本の存在感を世界に示す
エピローグ あとがきにかえて