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内容説明
真夜中の通報で呼び出されたキャプテン・アメリカが見たもの……それは仇敵レッド・スカルの遺体だった。だが、その死はキャプテン・アメリカの任務の終焉を意味しなかった。レッド・スカル殺害の犯人アレクサンドル・ルーキン将軍が、現実をも改変するパワーを秘めた未完成のコズミックキューブを盗み出していたからだ。ルーキンは冷戦時代の伝説の秘密工作員ウィンター・ソルジャーを従え、恐怖と破壊による支配を企んでいた。事件を追うキャプテン・アメリカは、やがて残酷な現実と直面する。冷酷な暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体は、第二次世界大戦中に死亡したと思われていたかつての相棒バッキー・バーンズだったのだ……!
長い歴史を持つキャプテン・アメリカの数々の物語の中でも特に傑作と謳われた『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』がついに初邦訳!
●収録作品●
『CAPTAIN AMERICA』#1-9-14
2021 MARVEL
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daiyuuki
21
レッドスカルが脱獄した怒りと毎夜苛む戦争中の忌まわしい記憶から逃避したくて任務中に命知らずな行動を取りながら戦う意義を探し求めるキャプテン・アメリカの苦悩、コズミックキューブを巡るキャプテン・アメリカたちシールズとルーキン将軍とバロンジーモとクロスボーンズの争奪戦、第二次世界大戦と現在を行ったり来たりしながらのスパイ映画のようなスケールとサスペンス、洗脳されたバッキーをファルコンやエージェント13の力を借りて正気に戻そうとするキャプテン・アメリカの奮闘、キャプテン・アメリカのシリーズ最高傑作です。2016/06/01
神太郎
8
ストーリーも抜群ながら、これ一冊でキャプテン・アメリカの歴史もある程度網羅できるという意味では、最高だ。アメコミの面白さをアメコミ初心者な自分にも気付かせてくれたとてもありがたい本。2012/03/15
fukumasagami
8
アメコミヒーロー物もここ数年の日本語版出版でだいぶイメージが変わった。悩むアメリカを体現。ストーリーもいいが、全頁オールカラーの贅沢さがアメコミの持ち味。2011/10/15
ヴィオラ
7
「ニューディール」と比べると、キャップに対する基礎知識を必要とされてる気がしました。いや、一応知らなくても話の筋は追えるんだけど、知ってるか知らないかで数倍面白さが違ってきそうな内容。自分は、そこまで詳しく知らないんで、微妙に置いてけぼり感が漂う読書に…( ̄◇ ̄)2013/05/01
赤信号
5
映画に負けず劣らず、こっちもかなり完成度高い。 バッキーの話もかなり丁寧に書かれてるんだけど、もう1人かつてキャップの相棒だった「ノーマッド」っていう男の話が興味深くて面白かったです。 本編とあんま関係ないし、映画ではやりようがないので丸々カットされてるけども。2017/05/31