内容説明
古来より権力者の密命を請け暗躍する戦闘集団「シノビ」。超常的な能力を持つ彼らを、人は重宝し、恐れた。時はくだり、現代。シノビの末裔たるトウコと能力者のシヤは、内閣情報調査室・八田稔の下、秘密裏に問題処理にあたる。そんな二人に舞い込んだ、ある外務省職員と元公安の調査依頼。踏み込むほどに非道が明らかになり……。超絶アクションと謀略の渦が巻き起こす、新時代のノンストップハードボイルド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
173
書店で気になって図書館に予約して読みました。 関 俊介、初読です。設定もストーリーも面白いのですが、説明が諄く、冗長な感じでした。「凶暴」は解りますが、「精密」が解りません(笑) https://www.bookbang.jp/review/article/6849752021/07/21
rosetta
24
★★★★✭これは『機龍警察』を初めて読んだ時のような興奮!村上春樹のキャラの様な草食系男子が主人公のサイキックハードボイルド。山岳信仰の流れを汲む正当なシノビ。フィクションの忍者とは違う現代のシノビは政府の非合法活動を担う二人組。銃器の扱いに長け抜群の運動神経のトウコと意識を飛ばして居ない場所の情報を得たり相手の意識を支配できるシヤ。政府のコントロールを失い暴走する非合法組織を制圧する為の複雑に絡み合った困難な任務に就く。美人国会議員との関係はこれまでか。そしてこの終わり方は続編を期待していいのか!2021/08/17
ひでぞー
11
古から時の権力者に使われてきたシノビ。今ではほとんどがその出自を隠して暮らしているが、今もシノビとして生きるシヤとトウコ。術を使うシアと銃器はなんでもこいのトウコ、非合法の仕事だけど人は殺めないのが、必殺シリーズとは違うところ。アクション場面の描写が少しわかりにくいのは、私の想像力のせい? 次作あれば読むんやろなぁ2021/09/08
はる
11
シヤは術を使えるシノビ。圧倒的な身体能力と強さのトウコに子供の頃に助けられ、今では、隠密な仕事を二人でこなす。 戦いのシーンは、曲芸のようで面白い。登場人物同士のやり取りが、クスッと笑ってしまうようなシーンも多く、関さんの本、やっぱり好き。最初は、政治的な部分や暴力的な部分で、中々読み進まなかったけど、勢いがつきだすと、もう読むのを止められなくなってた。続編あればいいなぁ。シヤとトウコのコンビ、また読みたい。2021/08/11
キリン
8
面白かった。久々のホームラン。2023/08/31
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