ロブ・ハルフォード回想録 メタル・ゴッドの告白 ~Confess~~ 欲深き司祭(プリースト)が鋼鉄神になるまで

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ロブ・ハルフォード回想録 メタル・ゴッドの告白 ~Confess~~ 欲深き司祭(プリースト)が鋼鉄神になるまで

  • 著者名:ロブ・ハルフォード【著】/川村まゆみ【訳】
  • 価格 ¥3,135(本体¥2,850)
  • DU BOOKS(2021/05発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866471396

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内容説明

全メタル・ファン必読の一冊であるとともに、生きづらさを抱える人たち、救いを求める人々に啓示された福音書。
米ローリングストーン誌「2020年ベスト音楽本」にも選ばれた名著、待望の邦訳版。

生誕70周年記念出版!
ヘヴィ・メタル界の頂点に君臨し続けるジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードがはじめて綴る自伝。

その生涯とメタルの重鎮としてのキャリア、名声、ドラッグ中毒からの離脱、知られざる友情、そしてカミングアウト...。
「メタル・ゴッド」である前に、「ひとりの人間」として自分を貫こうとした男の赤裸々な「告白(CONFESS)」。

プリースト アルバム制作秘話、一時脱退の真相、セクシュアリティまで、ユーモアとペーソスたっぷりに語り尽くす。

イントロ――息ができない!
1 急げ、いとしのボートよ――少年時代の思い出
2 仲間には手を貸そう――俺のウィタ・セクスアリス
3 バーレーワイン6杯とモガドン1錠――悪習の洗礼、音楽の目覚め
4 司祭(プリーストフッド)に任命される――新生プリースト始動
5 クソッタレな5ポンドさえ!――新人バンドの悲喜こもごも『ロッカ・ローラ』『運命の翼』
6 毛皮のコートを着たスーパーマン――メジャー契約、アメリカ進出『背信の門』
7 シャーリー・バッシー・レザー・イヤーズ――俺たちがヘヴィ・メタルだ『ステンド・クラス』
8 マリー・オズモンドに鞭の洗礼を――成功へのチェックメイト『殺人機械』
9 我が目は栄光なる穴を見た――金字塔『ブリティッシュ・スティール』
10 フェニックスに着く頃には……――一歩後退『黄金のスペクトル』
11 制服の男が好き――アメリカ制覇『復讐の叫び』
12 レディース・アンド・ジェントルメン、お座りください!――征服王『背徳の掟』
13 これがそうだ、これが愛だ!――『ターボ』失速
14 フィラデルフィアの王の宮廷で――愛の代償と転落
15 無煙火薬のにおい――再生、『ターボ』全開
16 それには俺たち、すごくラッキーじゃなきゃ!(ラッキー、ラッキー、ラッキー)――クリーン・パワー注入!『ラム・イット・ダウン』
17 ぼ、ぼ、ぼくは彼女にペパーミントをちょうだいと頼んだ――茶番劇の裁判、真骨頂『ペインキラー』
18 口を緩めれば船が沈む――誤解と離脱
19 シャロン・テートの家のドアをノックする――迷走、カミングアウト、帰還
20 女王様と私――完全復帰『エンジェル・オブ・レトリビューション』『ノストラダムス』
21 エイプリル・フールじゃない――新風が業火をあおる『贖罪の化身』
22 ヘヴィ・メタルの炎とパワー――再臨の証し『ファイアーパワー』
エピローグ――永遠に力の限り叫び続ける
クレジット
索引
解説 衝撃的である。――伊藤政則

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

106
ブラックカントリー気質の自虐とユーモアを交えて率直に語られる音楽活動と私生活。名誉失墜の恐怖からゲイをカミングアウト出来ない抑圧は制御できない酒と薬と性への耽溺を生み出した。自己嫌悪は自殺未遂へ発展。克服で手に入れた素面やカミングアウトが心に齎した平安はそれだけ大きい。育ちから来る対立嫌いの脆さを対処力に変化させるのにも貢献したことだろう。歌詞の意図やゲイの生態やハッテン場もたっぷり記載。未だ好奇心や冒険心をティーンエイジャーのように輝かせて未来に期待し続ける彼。自分に正直でいるからこそ"叫び"は強靭だ。2022/08/01

バトルランナ-

9
4.5点。ジョーブレイカー、イートミーアライブ、ターボラバーってそんな歌詞だったのか⁉️ シェール、ガガってゲイアイコンなんだ! ジョニーデップの話は面白い。 サミーヘイガーの自伝でも感じたことに重複することが多いけど、ゲイであることで差別化出来ている。 2023/10/03

xxx

2
ロブのJudas Priestとしての成功からメンバー間の確執、プライベートまで。彼のセクシュアリティに関する話がかなり文量を割かれており「告白confess」という題名の通りかなりオープンである。バンドやツアーの話も面白いのだが、当時のメタル界で「クローゼット」のゲイとして生きる緊張感やエイズ禍以前のゲイ・コミュニティのセックスカルチャーなどが生身で感じられる。70s,80sのゲイ・カルチャーの記録としても価値があるのではなかろうか

あとぅーし

2
ジューダス・プリーストとしてのサクセスや、 アルコールやドラッグ問題、メンバー間の確執、 ゲイとしての性に対する苦悩、 著者が年齢を重ねて、 自身の生き様を客観的に、 赤裸々に告白する内容読み応えありました。 多様性が認められない世の中など クソつまらないことでしょう。 バンドとしての時代の移り変わり、 ゲイに対する社会認識の変遷、 バンド知らなくてもお勧めです。 ぜひ文庫化して欲しい。2021/07/28

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