ガブリエラブックス 勇者に失恋した黒魔女は、聖騎士の甘ふわ溺愛に降参気味です！【特典SS付き】

著者名：華藤りえ【著】/蔦森えん【イラスト】

メディアソフト（2021/05発売）

• ISBN：9784815540500

内容説明

「悪くないなと思って。惚れた女に世話を焼かれるのは」
魔王を倒した勇者一行。戦いで力を使い果たした魔女ゼラが目覚めると、仲間だったはずの聖女が“ゼラが勇者に振られたのを恨み国に害を為す”という噂を流していた。身の危険を覚えて逃げだし身を隠し暮らす中、密かに思いを寄せていた美貌の聖騎士レナードが彼女を探しあて、熱烈に口説き出す「わかったか。俺も男だということを」だが各地で魔物が再び暴れ出したのが、ゼラのせいにされて!?
書き下ろし番外編も収録！
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[有機物ちゃん]

魔王討伐のための勇者パーティ、魔物、魔法と剣、ゲーム設定っぽいがっつりファンタジーな世界観の王道なお話。古代魔法を使う際に自分を傷つける事が必要で、それが原因で夥しい傷が残る手を気に病んでる魔女と品行方正な聖騎士だからお行儀が良い感じで、溺愛というより戦いが終わり、やっとお互いに向き合えてこれから溺愛始まるぞ~！って段階の初々しいCPでした。それはそうと、タイトル嘘すぎてどの視点からのものなんだろうって気になる。タイトルと内容のズレ、本文で説明されるキャラと挿絵のちぐはぐさで損してると思う。

2023/07/12

[デイジー]

★★★☆☆華藤さんらしく破綻の無いプロット。ファンタジーなので、ややご都合的展開はあるものの、王道路線で安心して最後まで乗れる。スケさん最高。Rシーンを昭和の官能小説チックに色っぽく書ける稀有な作家さん。味わいのあるRシーンが良き。イラストとタイトルについては言及している人も多いが、激しく同意で、チグハグで残念。そもそも、この衣装でないとダメなのかな？書き下ろしSSには、ちょっとあるけども、本編で最後に聖王猊下を登場させて、もうひと山欲しかったと思うのは、贅沢か。

2024/02/06

[さっきぃ]

魔王を倒した討伐隊の一員であるゼラが、聖女のリリーサに嘘の噂をばら撒かれ、王宮を抜け出し森で骨のスケさんと過ごしていると、密かに思い慕っていた聖騎士レナードが突然現れる。聖女の性格が悪すぎるのと、閨シーンの芸術的な書き方が私には合わず、閨シーンは斜め読みになってしまった。レナードは文句なく最高にかっこいいし素敵。スケさんも最高にいいキャラ。ゼラの母も、祖母にちゃんと話していたら父親に会えたのでは？と思わずにいられない。

2024/09/07

[ルーシー]

大好きなスケさんとゼラ（黒魔女）に浸りたくて再読(2022/12/4)！魔王を倒した後辺境の森でスケさんと同棲（？）するゼラ。そこにかつての仲間であった聖騎士が現れて…。何度読んでも面白い。　

2021/05/06

[ルーシー]

何度目かの再読です。スケルトンのスケさんが大好き。

2024/11/14