光文社新書<br> 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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紙書籍版価格 ¥1,078
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光文社新書
名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

  • 著者名:中野京子
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 光文社(2021/05発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334045395

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内容説明

長い群雄割拠状態を経て、十九世紀、プロイセンのホーテンツォレルン家はついにドイツを一つにまとめ、帝国を形成してヨーロッパ最強国の一角に食い込んだ。フリードリヒ大王とビスマルク――二人の傑物がいなければ、この偉業は成しえなかったろう。激動の二百十七年の光と闇、運、不運、そして熱い人間ドラマを、色彩豊かな名画とともに読み解いていく。オールカラー版、中野京子の人気シリーズ、第五弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

150
歴代の王の名前。フリードリヒが3人、ヴィルヘルムが2人、そしてフリードリヒ・ヴィルヘルムが4人。ややこしい事この上ない。掲載の絵画で深く印象に刻まれたのは、王や王妃の肖像画ではなく、サージェントの『ガス』ドイツのマスタードガスによって目を負傷した兵士達が、前の兵士の肩に手を置いてよろよろと歩いていく。殺傷能力を大幅に増した兵器が登場した第一次世界大戦。その能力だけは日々進化を遂げて、今もこの地球上のどこかで、苦しみ嘆いている人たちがいる。2021/07/28

さつき

86
このシリーズ好きで毎回楽しみにしてます。王侯貴族のエピソードは肖像画を見ながらだと、どんな人だったか想像しやすいです。今回はプロイセンのホーエンツォレルン家。過去作に比べると聞き覚えの少ない名前だけど、近現代に与えたインパクトは大きい。日本との関わりも深くて、なるほどと思うエピソードがありました。表紙にもなっているルイーゼ妃は国民からの人気も高く、ナポレオンからプロイセンの女豹と呼ばれたらしいです。2021/07/05

kaoru

85
中野先生がお書きになる通りプロイセン王家はハプスブルグ家やブルボン家と比べて地味だが、先生の語りの巧みさで名画を楽しむばかりか世界史を再び勉強できた。11世紀に端を発するホーエンツォレルン家の20世紀までの歴史。ひときわ抜きんでているのがフリードリッヒ大王と鉄血宰相ビスマルク。前者は若き日に父王のスパルタ教育で寵臣を殺されるなど苦脳を味わうが三大国連合に勝利して鉄鋼業などを成長させ、後者はヴィルヘルム1世を補佐してプロイセンに強国の道を歩ませた。最後の国王はヴィルヘルム2世。第一次大戦で敗北したあとは⇒2021/08/04

キムチ27

59
薄いし、絵画が豊富、気だるい午睡の合間でも読める。が中身はどうして、とてつもない面白さ。中野氏が当初このシリーズの余りの売れなさで出版社から怒りの抗議を受けたというのが信じられない。子供の頃から好きだった欧州エリア 西洋史大好き人間・・美術も音楽も無論歴史も。読みつつ、「近世史までは」絵画が当時の息遣いは無論 時局をち密に語り伝えている事実に舌を巻く。神聖ローマの膝元 有象無象の主権国家群、古くは宗教対立の中でユグノーの流民すらも受け入れたことが今日の独移民政策のポリシーに繋がっているとある。ハプスブルグ2021/08/07

星落秋風五丈原

50
ハプスブルグ家、ブルボン家と同じくプロイセン王家にも姓はある。ホーレンツォレルン家といい、ホーレンは高いという意味だ。有名人はフリードリヒ大王とビスマルク。フリードリヒ大王の肖像画の目が可愛いが眼差しは厳しい。視線の先には亡き父親か。彼は妻帯したが同性愛者である。若き日に彼氏と逃亡を図ったがあっけなく捕まり、本人は塔に幽閉されたまま恋人の処刑を見せられる(が、正視できず本人失神)。いやいや父王、どんなSMプレイだ。怯んで心を入れ替えるかと思いきや性癖はそんなに簡単に変えられない。むしろ恨みが募る。 2021/06/12

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