国際開発学入門 - 開発学の学際的構築

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国際開発学入門 - 開発学の学際的構築

  • 著者名:大坪滋/木村宏恒/伊東早苗
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 勁草書房(2021/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784326503278

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内容説明

本書は、広く開発学を学ぼうとする初学者へのテキストとして編纂。課題(トピック・イシュー)として、「貧困」「ガバナンス(法、制度を含む)」「グローバリゼーション」「農村」「教育」「環境」「平和」を取り上げ、政治・経済・社会を融合した新政治経済学としての学際的取り組みを提示していく。文献・インターネットリソースガイドつき。

目次

はしがき

序章 国際開発学へのいざない[木村宏恒・大坪滋・伊東早苗]
 1.開発とは何であり,開発学とはどのようなものか 
 2.構造的・潜在的貧困層の存在と貧困削減の3本柱 
 3.開発戦略を支える国際開発学とその学際的構築 
 4.本書の編纂方針と構成について 
 引用文献 

第I部 開発、国際開発とは何か

第1章 開発経済学の視座[大坪滋] 
 1.経済開発とは何か 
 2.開発経済学の歴史と「開発思想」のパラダイム・シフト 
 3.「開発」と経済成長─不平等─貧困削減の三角形 
 4.他分野とのかかわりをどう考えてきたか 
 5.経済開発の主要課題 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース

第2章 開発政治学の視座[木村宏恒]
 1.政治学から見た開発とは何か 
 2.開発政治学分野における言説・歴史・パラダイム 
 3.開発政治学とガバナンス論の台頭 
 4.開発戦略の歴史とパラダイム・シフト:政治学の視座から 
 5.何を主要課題と考えているか 
 6.他分野とのかかわりをどう考えてきたか 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

第3章 開発社会学の視座[伊東早苗] 
 1.開発とは何か 
 2.開発社会学の歴史と開発思想のパラダイム・シフト 
 3.他分野とのかかわりをどう考えてきたか 
 4.何を主要課題と考えているか 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース

第II部 国際開発の主要課題

課題クラスター1 貧困[クラスター編者:伊東早苗]
 C1-1.貧困とは何か 
 C1-2.貧困と経済成長 
 C1-3.貧困とNGO/市民社会 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

課題クラスター2 ガバナンス[クラスター編者:木村宏恒] 
 C2-1.開発におけるガバナンス 
 C2-2.開発における法の役割 
 C2-3.開発経済学から見た開発ガバナンス 
 C2-4.汚職と開発 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

課題クラスター3 グローバリゼーション[クラスター編者:大坪滋] 
 C3-1.グローバリゼーションとは何か 
 C3-2.グローバリゼーションと開発の経済的課題 
 C3-3.グローバリゼーションと開発の政治・制度的課題 
 C3-4.グローバリゼーションと開発の文化・社会的課題 
 C3-5.グローバリゼーション下の開発ガバナンス 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

課題クラスター4 農村[クラスター編者:西川芳昭] 
 C4-1.農村開発の視点と課題 
 C4-2.食料問題・国際貿易と農業開発 
 C4-3.戦後のアジアの農村開発政策の変遷 
 C4-4.農業・農村開発と技術開発・技術移転 
 C4-5.今後の農村開発を見る視点 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

課題クラスター5 教育[クラスター編者:北村友人] 
 C5-1.教育開発の理論と実践
 C5-2.なぜ学校に行くのか:教育開発の社会学的考察 
 C5-3.グローバル化する高等教育市場 
 引用文献 
 参考文献ガイド 
 インターネット・リソース 

課題クラスター6 環境[クラスター編者:藤川清史]
 C6-1.持続可能性を測る 
ほか