美と芸術のフェイズ - プラトンからコンセプチュアル・アートまで

個数:1
紙書籍版価格
¥4,510
  • 電子書籍

美と芸術のフェイズ - プラトンからコンセプチュアル・アートまで

  • 著者名:利光功
  • 価格 ¥4,510(本体¥4,100)
  • 勁草書房(2021/05発売)
  • ポイント 41pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326800483

ファイル: /

内容説明

第1部美では、プラトンの考察初め、ハチスン、バークらによるピクチャレスク/自然美への開眼、カント(趣味判断)、シラー(美と善)等主要な概念の誕生の背景・議論を紹介、更に柳宗悦の民芸美をモリスとの対比で考察。第2部芸術では、ポピュラー・アートを芸術文化に位置づけ、「芸術における自己表出」でロマン主義以後の流れを考察、作品解釈と作者の意図、批評とは何か…と続く。第3部現代芸術では「造形芸術と機械技術」を広いスパンで捉えバウハウスに至る。「超現実主義のテクストとイマージュ」では文学と図像を問い、「コンセプチュアル・アート」で現代アートの終着点を示す。時代を追い、美と芸術の種々相を知るに好適。

目次

第一部 美
 一 美について
 二 美的範疇としてのピクチャレスク
 三 カントの趣味判断について
 四 美と善──シラーの「美しき魂」を中心に
 五 柳宗悦の民藝美論

第二部 芸術
 一 芸術文化試論──ポピュラー・アートをめぐって
 二 芸術における自己表出
 三 作品解釈と作者の意図
 四 批評の位置
 五 ランガーの芸術哲学

第三部 現代芸術
 一 造形芸術と機械技術
 二 超現実主義のテクストとイマージュ
 三 コンセプチュアル・アートについて

あとがき
事項索引
人名索引

最近チェックした商品