戦後教育のジェンダー秩序

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戦後教育のジェンダー秩序

  • 著者名:小山静子
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 勁草書房(2021/05発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326653416

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内容説明

戦後、制度化された男女共学と女子高等教育をめぐって、どのような議論が行われ、その構図がいかに変化していったのか。史料を丹念に紐解き、男女に等しく開かれた教育制度と内実におけるジェンダーによる教育の相違、という二重構造の存在を浮き彫りにする。それにより、教育に内在するジェンダー秩序のありようを解明していく。

目次

はじめに

第一章 男女共学の実施
 一 女子教育政策としての男女共学
 二 ジェンダー観の継承
 三 新制高等学校の発足

第二章 男女共学の見直し論議
 一 男女共学の状況
 二 風紀問題という視点
 三 女子の特性教育という視点

第三章 短期大学の女子教育機関化
 一 短期大学の誕生
 二 二つの短期大学
 三 中堅職業人の養成
 四 女子教育機関としての純化

第四章 女子学生批判が意味したもの
 一 四年制大学に通う女性たち
 二 女子大学無用論
 三 女子学生亡国論

第五章 「家庭づくり」をめぐる政策
 一 家族への関心
 二 「家庭づくり」

おわりに
参考文献
事項索引
人名索引

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