働く意味とキャリア形成

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働く意味とキャリア形成

  • 著者名:谷内篤博
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 勁草書房(2021/05発売)
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  • ISBN:9784326653225

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内容説明

人はなぜ働くのだろうか。多様な職業があり、多様な働き方がある今日の社会で、働いて生きるとは、どういうことなのか。本書では現在の新しい動きのなかで、働くことの本質、キャリア形成、進路設計を原点にたちかえって検討していく。就職活動にのぞむ学生、転職・早期退職で悩む人、働き方を模索する人、キャリア教育関係者のために。

目次

はしがき

第一章 働く目的と職業の意義
 1 働くことの意味、目的とは何か
 2 職業観の変化
 3 職業の意義とその要素
 4 職業─労働─仕事の違い

第二章 仕事の条件と職業倫理
 1 最近の不正事件を通して見えてくるもの
 2 良い仕事の条件
 3 内部告発の倫理性と条件
 4 職業の倫理

第三章 企業意識と職業意識
 1 「場」と「資格」
 2 「場」を重視する日本の社会とその要因
 3 企業意識と職業意識
 4 職業意識の自覚

第四章 多様な働き方の光と影
 1 働き方の多様化と人材ポートフォリオ
 2 派遣労働という働き方の光と影
 3 IT化とテレワーク、SOHO
 4 副業化を進めるビジネスパーソン

第五章 プロフェッショナル志向の高まりと転職行動
 1 個人の自律とプロフェッショナル志向の高まり
 2 転職行動の増加とプロフェッショナル人材の育成
 3 転職のメカニズムと転職方法の選択
 4 望ましい転職のあり方

第六章 組織内キャリアとキャリア開発
 1 キャリアの概念とキャリア・アンカー
 2 キャリア発達の段階とその特徴
 3 CDPと組織内キャリアの形成
 4 自律型人材の育成とワークシステム

第七章 ワークキャリアとライフキャリアの統合に向けて
 1 ライフキャリアへの関心の高まりと主体的な生き方
 2 人生の羅針盤としてのキャリア
 3 ワークキャリアとライフキャリアの統合

参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinko0925

1
中高年と若者の職業観の相違点や、海外と日本の企業意識・職業意識の相違点が分かりやすいです。日本独特の雇用慣習から、リモートワークや副業等、多様性を尊重する方向に進んでいることは、良いことだと思います。2022/04/23

ナカシマ

1
ぬるい。なんて想像力を欠いた人だろう。働くことの本質や職業意識を明らかにしたという1〜3章はあまりにひどい。ハードルをブチ上げてくぐり抜ける荒技。2008年に出版しているのに60〜80年代の研究を根拠に日本社会の「本質」を断言しているところは恐ろしい。後半の章はマシだが、それでも諸理論を切り貼りして「この理論は優れてます!参考にしよう!」で終わり。杉村の「良い」仕事の条件を引いているが、こんな惰性的な仕事が良い仕事なのか、と言いたくなる。企業側・企業内の「専門性」の考え方を見る分には多少参考になった。2017/08/25

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