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内容説明
本書の特徴は以下の4点である。(1)中国の金融制度全般を構造、組織、市場と政策からとらえる。(2)具体的に公表された統計データを駆使して全体の状況を把握する。(3)金融制度変化の背景も分析しながら紹介する。(4)実務者のニーズにも答えるように資料としての工夫も考える。最新のデータをもとに中国の金融全般を分析する。
目次
まえがき
第1章 金融構造の特徴
第1節 資金循環の概観
第2節 金融構造の特徴とその形成背景
第3節 金融構造特徴の形成要因とその歴史的な役割
第2章 金融機関の整備とその改革
第1節 銀行業預金性金融機関
第2節 銀行業非預金性金融機関
第3節 証券業金融機関
第4節 保険業金融機関
第5節 金融コングロマリットの動き
第3章 短期金融市場
第1節 短期金融市場の概観
第2節 手形市場
第3節 コール市場
第4節 銀行間債券現先市場
第5節 短期金融市場の特徴と問題点
第4章 債券市場
第1節 債券の種類
第2節 債券発行の仕組みと発行市場
第3節 流通市場
第4節 外国債券
第5章 株式市場
第1節 株式市場の概観
第2節 株式発行市場とその問題
第3節 株式流通市場とその課題
第6章 金融政策
第1節 中央銀行と金融政策の形成メカニズム
第2節 金融政策目標
第3節 金融政策手段
第7章 外国為替管理制度と元相場制
第1節 国際収支の概要
第2節 国際収支の管理
第3節 元相場の決定メカニズムと元相場
第8章 金利自由化進展の現状とその課題
第1節 金利システムの構築と金利自由化の現状
第2節 金利決定のメカニズム
第3節 金利自由化の課題
第4節 金利自由化の展望
参考文献
あとがき
索引
著者略歴
童適平(Tong Shi-Ping)
1954年生まれ。中国復旦大学大学院経済研究科卒業。経済学博士。現在,獨協大学経済学部教授。専攻は金融制度と金融政策。
主著,『日本における金融規制の変化』上海財経大学出版社,1998年;「中国輸出依存型成長のメカニズムとその限界」世界経済研究協会『世界経済評論』53(5),2009年;「中国における株式市場の発展とその問題」松山大学『松山大学論集』19(4),2007年;「中国における短期金融市場の整備と金融政策との関わり」松山大学『松山大学論集』18(3),2006年など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
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