内容説明
不思議なことは真夜中に起こる! 独自のユーモアと一瞬の技で描く怪作集。星新一氏が絶賛した鬼才のベスト・コレクション――夢か幻か? いやいや、そんなはずは……。不思議なことは、いつも真夜中に起こる。平凡な日々を生きるあなたの眠りに、突如闖入してくる怪しい隣人、懐かしい記憶、そして仮想現実をかすめとる驚異の出来事。星新一氏が絶賛したショートショート界の鬼才が、一瞬の技にかけた珠玉の全47篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
16
先に読んだ「あやしい遊園地」よりは不快感(?)はなかったです。でもジメジメしたのや怖いオチは今ひとつ。でも「引っ越し蕎麦の味」みたいな軽いSF+ハッピーエンドというようなのは好きです。 あとは落語を聞いているように読めるテンポのいい話も。 ショートショートはやっぱり星新一さん基準にしちゃうから作者には気の毒かなぁ。2016/01/28
海星梨
6
KU。最後が一番インパクトあるくない? 江坂遊さんはさんは三冊めですね。この前の遊園地が一番出来がいい感じはする。ショートショートに興味持ってついに星新一に手を出します。2023/03/13
ひょろ
3
なによりハイパーショートショートがいい。ショートショートよりさらに短くてしっかり落ちもある。これだけで一作作ってほしい。2017/07/21
まんまるプーさん
1
ショートショートの神様 星新一さんは少年の頃未来や宇宙を夢見させてくれた。星新一さん以外のショートショートを読むのは少ないのでこの本を手にとってみた。 江坂遊さんのショートショートは身近に起きそうな奇妙な出来事が多い。一人称の語り口も身近に感じられた。2016/05/19
茶々太郎
1
「星新一が後継者と認めた」と言われることがある著者。ちょっと期待外れだったかなー。「ショートショートの広場」出身者では、やはり太田が好み。2013/09/21