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内容説明
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イタリアの小さな町でお菓子屋さんを営むおばあちゃんに習った数々のイタリア各地の郷土菓子――。
ピノッキオとともに、古くから親しまれ今もこよなく愛される素朴な味わいのお菓子を巡る旅に出ましょう!!
イタリアの南から北まで、シチリア、サルデーニャ、トスカーナ、ウンブリア、マルケ,アブルッツォ、エミリアロマーニャ、ヴェネト、フリウリ-ヴェネツィア ジュリア、ロンバルディア、ピエモンテ…。
イタリア各地で古くからつくられてきたお菓子とパンを、比較的簡単なものから、定番で人気のあるものなど、およそ40種のレシピを掲載。
お祭りやお祝いでふるまわれるお菓子や、イタリアのカフェ文化もご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
やさしい色合いのスケッチのようなイラストは、わたしのイメージするイタリアとは少々異なるが、レシピをガチガチに紹介するのではなく、ふんわりとイタリア各地のアナウンスもしながら巡りましょうといった体のレシピブック。レモンやオレンジを使ったレシピを見たかったのですが、あった!あった!嬉しい。スイーツと言いたくない、素朴な「お菓子」たち。いい佇まいです。2021/08/05
M2
5
『トスカーナ風カスニャッチョ』トスカーナの栗の粉末を使用したお菓子、シチリアの古都エリチェ銘菓『ジェノヴェーゼ』、カノッサの屈辱で有名なトスカーナ公カノッサのマティルダの大のお気に入り菓子だったといわれる、エミリア・ロマーニャ州のクリスマス菓子『スポンガータ』が食べに行ってみたい。あとは載ってないけどやっぱりシチリアのカンノーロかな。2023/07/17
ワタナベ読書愛
0
2021年刊行。著者が実際にイタリアに住んだのは3か月ほどだというのに、たくさんのお菓子が丁寧に調べられ、日本に紹介された。絵本なので写真はないが、焼き菓子の香ばしさやザクザクした食感、パン菓子のふっくらした感じなどが伝わってくる。イタリア各地を旅行し、メルヘンの国でお菓子を堪能しているような気分になる。地域の特徴、簡単な歴史などにも触れ、作り方だけにとどまらない楽しい読み物にもなっている。説明は必要最小限にとどめてある。見た目と裏腹に手の込んだお菓子もあり、なかなかの曲者ぶり。ぜひ挑戦してみたい。2022/08/08
すみれちゃん
0
9歳ひとり読み2022/04/12
wada325
0
レシピは説明が少なめなので、初心者よりも作り慣れてる人向き。 挿絵は可愛い。2021/12/05