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内容説明
大分県佐伯市で古くからコツコツとがんばってきた、町のちっぽけな電気屋「カデンのエトウ」。よりにもよって、そのすぐ目の前に突然、超巨大家電量販店が出店してきた 町のだれもがつぶされることを予期したそのとき、彼らがとった行動とは!?
本書は、電気屋を営む著者がその実体験をもとに、本当に正しい経営のあり方を舌鋒するどく説いた、スリル満点のビジネス書です。
地方の商店街に立ち並ぶ個人商店が、大型量販店や巨大ショッピングモールに次々と飲み込まれ、姿を消していく昨今。そんな現状にやりきれない思いを抱く経営者さんや、なんとかがんばってお店を続けたいけれど、その方法がわからないといった店主さんは、数多くいらっしゃるはずです。
そんな方々は、ぜひこの本を手にお取りください。
町の電気屋さん「カデンのエトウ」から生まれたビジネスモデル〝家電のレスキュー隊〟が、いかにして巨大家電量販店と戦い抜き、そして生き残ったのか。著者たちの奮闘ぶりのなかにこそ、世の経営者が身につけるべき究極の答えがあるからです。
「小さいからこそできる戦い方」を手に入れたければ、本書を読むべし!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
13
同じ塾で学んだ方の著書。大分県の佐伯市という地方で色んなことにチャレンジされている方の本。中小零細企業の経営者の方は、ぜひ読んでもらいたい本です。また、副業されている方も、この本を読むことで、色んなヒントを得ることができると思います。商売とは?というテクニカルではなく、メンタルや心構えの話のため、本質論に近い話です。また、気になる方は現地に行くことも可能です。◆トムソーヤの冒険◆感情と結果◆人生=寿命=時間◆ウルトラマンではなくアンパンマン◆脅威が生存本能にスイッチを入れる2021/10/26
よっしー
11
町の電気屋と巨大量販店とのたたかいの本かと思いきや、実際は経営理念についてがメインに書かれている。経営にとって大事なのは、「アイデンティティの確立」と「ミッションインストール」。つまり、自分が何者かを知り、何をすべきかをはっきりさせること。カデンのエトウでは、憲法とも言うべき経営理念を定め、それに伴う行動理念を策定。さらに行動に落とす際の基本方針を掲げている。そしてそれを浸透させるべく朝礼などを通じ、毎日欠かさず全員に意識させているとのこと。当たり前のようで中々できないことを徹底する姿勢に感銘を受けた。2021/08/29
keitakenny
4
中小企業の奮闘記と言ってしまえばおしまいの一冊 ビジネスの根源を熱く訴る 存続する会社は存続するだけの意義があり、会社の体力差は関係ない 紹介された出来事や経緯の他にも、客層や土地柄、ビジネス環境も絡んでいると思う マクロとマクロ、アリとゾウの目線の高さや生活スタイルそれぞれにやり方、考え方があるのだろう 中小企業、大企業、多国籍企業の生き残り方もそれぞれ 自分の立ち位置に合った目的を愚直に継続していけるかが大事2021/04/04
mochizo
3
あまり読まれていないようですが良本です。大分の家電会社が、ヤマダ電機の進出に対してもつぶれず勝ち抜いたという本です。この著者のやっていることは、くしくもリクルートの「不」を取り除くというやり方そのものです。ドラマとしても面白いので、是非ご拝読を。2021/01/25
うしうし
2
ヤマダ電機が目の前にできて絶望的な状況で、自分の強みとサービスでそれを乗り越えたか考えた方、行動がすごい!