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内容説明
2020年1月に始まった新型コロナによるパンデミックは、戦後の平和ボケとなれ合いを享受してきた日本のリーダーたちの本性を暴いた。数百億円を投じて世界から失笑された「アベノマスク」、反対を押し切って強行された「Go Toキャンペーン」、都民に戸惑いだけを残した「東京アラート」など、愚策の見本市のような政策が次々に発表されてきた。また、コロナ禍に乗じて畑違いの素人が根拠のないデマを声高に発信し、そのたびに国民の間で不信と分断が生まれている。本書では政治家、知識人たちの腐敗を抉り出し、知性なき国家の惨状を白日の下に晒す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
25
コロナと無責任な人たち。 適菜 収先生の著書。政治家や知識人たちの言動が無責任と感じることはきっと誰しもあること。政治家や知識人たちの言動が無責任と感じることは自由。でも政治家や知識人たちの言動が無責任であることを批判するのはいいけれど人格否定をしたり人間としての好き嫌いで全てを否定してしまうのも問題。政治家や知識人たちの言動を上から目線で偉そうに批判することは簡単だけれど無責任であることを批判するのにも責任感が必要なのかも。2022/08/17
まゆまゆ
15
素人による無責任な言論によって、何が正解か分からなくなってしまった新型コロナウイルス対策を嘆く内容。こうなってしまったのは、言葉が軽くなりすぎた、の一言につきる。連日テレビで繰り返されて、意識してなくても多くの人々に対して刷り込まれてしまったのだろうか……2021/07/26
Ryosuke Kojika
13
サクッと読めて、サクッと絶望する。我が国の政治状況はどこまで腐っているのでしょう。そして、それを放置している、もしくは、腐っていないと思える心性はどうなっているのか。身近な嘘には、厳しいのに政治家の嘘には寛容すぎないか。もしくは無関心。嘘と間違いは違う。間違わない訳がない。保守という言葉を正しく使用してほしい。別に自分がわかっているとかそういうことが言いたい訳ではない。が、少なくとも言葉を正しく使いたい。わからないことわからないと言いたい。間違えたら、間違えましたと言いたい。善く生きたい。善くありたい。2021/06/29
大先生
13
いつもの「適菜節」炸裂?半日売国奴安倍晋三、陰湿なチンパンジー菅義偉、肥大化した自己愛小池百合子、イソジン詐欺師吉村洋文…等など。しかし、性事バカ小泉進次郎については…いろいろと言い過ぎ。〇〇〇から先に生まれてきたとか…多分侮辱罪の成否が問題になりますね。出版社もよく出版したなと(汗)。とにかく、コロナ対策は人命優先であるべきという立場なのは分かりましたが、経済低迷させないことが人命を守ることになる・コロナを特別視し過ぎないでという識者もいるわけで…。適菜氏も偏り過ぎかと思います。残念な一冊でした。2021/06/09
Masakazu Fujino
12
いつもの適菜節。問題点はその通り、さてどうしてやって、この状況を変えていけるかですよね。「素人が大声をあげて専門家を罵倒し、『見通し』を語り、無責任な言論を繰り広げてきました。自称国際政治学者、自称文芸評論家、元IT企業社長、畑違いの分野の大学教授、いかがわしい政治家……。ある分野における専門家でも、別の分野においては素人です。たとえ優秀な文学者であっても、航空工学について軽々しく口を出していいということにはなりません。(略)しかし、我が国で発生したのは、まさにそのような現象でした。」『閣議決定』がそう。2021/10/07
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