- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
北海道で現役ナースとして働く著者が、実際に病院で体験したコロナ問題を医療従事者の視点からリアルに描くコミックエッセイ。
緊急事態宣言が発令され、多くの人たちがリモートワークに切り替わっていた頃、病院という特別な場所は『いつも通りの機能』を求められた。
しかしそこで働く看護師たちは新型コロナウイルスの抗体を持たない生身の人間。
いつ自分達が感染するのかわからない状況で、押し寄せる大勢の患者達に対応し、医療物資不足や医療従事者差別などの問題を抱えながら奮闘していく姿が描かれる。
<目次>
第1話 忍び寄るコロナの影
第2話 医療物資不足
第3話 手作りの防護服
第4話 続出する陽性患者
第5話 緊急事態宣言
第6話 私たちを支える家族
第7話 医療従事者差別
第8話 押し寄せる患者たち
第9話 同僚ナースのコロナ感染疑惑
第10話 それぞれの思い
最終話 コロナ禍でも生きていく
★単行本カバー下画像収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
仲良しが看護師です。彼女の病院はコロナ患者の受け入れができないところですが、それでも毎日が戦いでした。墨田区は医療チームが地域に密着していて、ワクチンを始め多くの支援システムを提供してくれています。そのせいか周囲で看護師差別が起きたことはありませんでした。だからこそ作者さんの受けた苦しみが辛かった。22年夏もまだ大変な状況に変化はありません。けれども、お互い支えあいながら乗り越えていけたらと思います。…できることはおかずを持ってくことと格安で娘に英語を教えることぐらいだけどね~。みなさんを尊敬しています。2022/06/25
まゆまゆ
16
職場の先輩からの借り物。病院で働くあさひゆりさんのコミックエッセイ。「自分も感染するかもしれない」という不安の中、それでも「患者さんの為」と頑張っている姿は、本当に頭が下がります。もし自分だったら、辞めているかもしれません…それにしても、頑張っている医療従事者やその家族を差別する人はホントにくだらないですね。その人は、いざ自分がコロナになったら、自分のした事は忘れて「差別しないで」と騒ぐのでしょうね、きっと。2021/08/14
高宮朱雀
16
ニュースや啓発放送の中で度々耳にしていた医療従事者やその家族への心無い差別や風評被害、現在ほどではなくても逼迫していた医療現場の状況や医師・看護師の葛藤などが簡潔且つ正確に描かれている一冊。 消毒薬やエタノールなどの物資の供給は正常に戻って来たが現状の苛酷さは増すばかりで過労の度合も心配になる。目に見えないからこそ、その隙に入り込んで体調を悪化させる事など簡単だからだ。 しかし疑心暗鬼も度を越せば問題である。いくら用心しても感染を100%避けるなど無理に等しいのだから。極論だろうが、これも運かも知れない。2021/05/15
鳩羽
6
コロナが流行り始めた頃の、情報も物資も十分でなかった時の様子を看護師の視点から書いたコミックエッセイ。分量以上の濃度で、マスクやグローブ、防護服が無かったこと、医療従事者が辞めてしまったこと、それなのにリストラを考えなければならない経営状態であったことなど、読んでいて辛かった。特に看護師に女性が多いことから、子供にうつす心配や学校などで避けられることへのストレスも大きかっただろうと思う。涙なしには読めなかった。2022/02/08
ちろ
4
コロナが流行り始めた頃の北海道の医療現場の話。物資がないなかでのコロナ対応。医療従事者はもちろん家族も辛い思いをしている描写に胸が痛む。コロナ第五類になったが、またコロナ増えていている様子あるので、この頃のことは忘れずに過ごしたい。2024/02/08