内容説明
虚子入門の決定版!
◆俳句のこころを読み解く。
■取り上げた百句は、二物配合を念頭に置いて抽出したものです。■虚子の俳句の根底には一種虚無的な世界観があると思います。にもかかわらず虚子の句にはしばしば静かな情熱を感じます。虚無的な世界観からたちのぼる静かな情熱とは一体何なのでしょうか。
(はじめにより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
94
高浜虚子の百句に著者が解説を付けたもの。客観的な解説というより、著者の虚子への思い入れが感じられる文章だった。「遠山に日の当たりたる枯野かな」の句のように、虚子の俳句は平易で静かな情感を湛えたものが多い。この本にもそんな句が多く収録されており、読んでいると心がほっとするのを感じた。昔、俳句を習っていた時に一つの句に季語を2つ入れて先生に怒られたことがあったが、虚子も季重なりの句を多く作っていたことが分かって面白かった。伝統は尊重しても、固執しすぎない柔らかな心を持っていたのかもしれない。2014/05/08
sayuspi
0
高濱虚子の百句とその解説、解釈の本。非常に勉強になりました。自分の句に活かせるようにもっと色々学びたいと思いました。このシリーズ集めてみたいです。2017/05/13
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