光文社文庫<br> 毛利元就

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光文社文庫
毛利元就

  • 著者名:徳永真一郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2021/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334712761

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内容説明

強大な大内、尼子、両氏の間に挟まれた弱小な毛利家当主となった27歳の元就。武力と冷酷な策謀で敵を屠(ほふ)り、『3本の矢』のごとく3人の子らも協力して、中国地方の大半を制覇。長州藩の基礎を築いた半生を描く大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TheWho

15
戦国時代、一代で中国8カ国を手中に治めた梟雄毛利元就の一代記。安芸国(広島県)の一弱小国人領主であった毛利元就が、権謀術策を図り徐々に領土を広げる中で、大国大内氏や尼子氏を併呑する過程を裸々に語っている。同じく元就を語った前読の永井路子『山霧』とは違い、通説通りの謀略家のイメージで全編を綴っていた。少々荒い史実と、細作(忍者)を使った陰謀の数々は、歴史小説と云うより、歴史時代小説の括りかも知れない。残念ながら毛利元就の魅力的な表現はなく、梟雄の一面が色濃く引き立つ物語だった。2018/04/21

えびえび

0
権謀家というより策略家って感じの元就の小説。元気に動き回る元就が見たい人にオススメ。あんまり黒くないのでそのイメージをある人はやめたほうが良いでしょう。最後にわざわざその後の章をつけるあたり作者の毛利嫌いがよく出てると思います。2013/03/30

たっせん

0
戦場では冷酷非道の策略家。でも家族思いな一面もある。そんな毛利元就の波乱万丈人生。弱小大名から中国の覇者に上り詰めたまでに多くの苦労があったそんな御方でした。有田合戦から始まるので幼少時の事に関してのエピソードは詳しく書かれていません。物語の流れもわかりやすくて面白いです。2010/10/08

NNNNN

0
毛利元就のことは三本の矢の教えしか知らなかったが、こんなに謀略を得意としていた人だったとは。結構楽しめた。2018/01/15

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