光文社文庫<br> 信玄の正室(つま)

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光文社文庫
信玄の正室(つま)

  • 著者名:阿井景子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2021/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334742119

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内容説明

三条公頼(さんじょうきんより)の次女・倫子(みちこ)は武田晴信(信玄)に嫁ぐ。二人は仲睦まじく暮らし、子宝にも恵まれた。父・信虎を追放し、武田宗家を継いだ晴信は、外征だけでなく、内政の充実も図る。一方、倫子は三男の病死に続き、父・公頼の非業の死に嘆き悲しんでいた。そんな折、夫と嫡男・義信が対立。夫は、逆意ありと義信を籠舎(ろうしゃ)させる。茫然自失(ぼうぜんじしつ)の倫子は……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

2
意外と知られていない信玄の正室のお話。とはいえ、最初は寵愛され、後に側室に嫉妬し、長男の成長に眼を細め、その長男の反逆疑惑に心を痛めるなど、周囲の動きに翻弄される悲しさがひしひしと伝わって切なくなった。2009/12/02

橘きこ

1
側室通いする夫への嫉妬、政略結婚で遠い他国へ嫁いでしまう娘達への思い、そして長男義信の死。信玄の正室としての倫子の苦労、心痛は、耐えない。けれど、それゆえ戦国時代の武将の正室は、強くなっていくのかもしれない。2012/06/12

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