誰も書かなかった介護現場の実態 現役介護士が直面する現代社会の闇

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誰も書かなかった介護現場の実態 現役介護士が直面する現代社会の闇

  • 著者名:宇多川ちひろ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 彩図社(2021/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801305021

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内容説明

前に飛び交う介護の世界。その実情はほとんど世に知られていない。高齢者の増加や人手不足などに伴い、介護現場における諸問題は年々深刻化しているが、人口の約3割が高齢者となった今、こうした問題は決して他人事で済まされない。人々は介護の現実に目を向ける必要がある。
介護現場の最前線である介護施設は、必ずしも綺麗な世界ではない。介護士たちはさまざまな葛藤を抱えながら、日々厳しい現実に直面している。凶暴な利用者に指を噛みちぎられた職員、薬の過剰な投与により認知症を悪化させられた利用者、看護師による医療機器の操作の実験台にされる利用者……これらの凄惨な出来事はすべて、著者が介護士として目の当たりにしたものである。
さまざまな施設を渡り歩いた現役介護士が、介護の世界の過酷な現実を告白する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuka

7
表紙の絵の軽さは無い。介護現場の悲惨さが想像以上だった。認知症、寝たきり、重度知的障害。かつて施設に居た義父は苦しかったろうにと思う。自宅で介護してあげた方が良い。倒れる前に、医療的措置をどこまで望むか決めおかなければならない。世の中はもっと障害者を取り上げて欲しい。美談で包み隠さないで欲しい。葛藤は介護士さんだけでなく、世の中全体で議論すべき。2021/08/24

なりぶぅ

5
読んでいる最中も読み終えたあともひたすら気が重かった。現代社会の闇とあるように、内容のほとんどが暗く介護に絶望と悲惨しか感じないように思える。私自身も介護士であるが、本書は介護現場のリアルであると感じると同時に、これが全てではないとも思う。あと、自分の死に際は自分で決めたいし介護のお世話にならずに逝きたい。そのためにも家族には自分の意思を常々伝え続けていきたいと思う。2021/09/06

あけの

3
思った以上に重い内容だった この先がとっても不安になるけど やるしかない2021/07/25

Akio Kudo

2
★ 読んでいて拍子抜け。何らかの思いとか使命感は感じるが、これは商業としては余りにもレベルが低い2023/05/12

S H

1
自分の母が要介護となったことをきっかけに手に取りました。 正直、なんともやりきれない思いになります。消化するのに時間がかかるな...2025/08/17

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