小学館文庫<br> 私の夫は冷凍庫に眠っている

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小学館文庫
私の夫は冷凍庫に眠っている

  • 著者名:八月美咲【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 小学館(2021/05発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094070125

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内容説明

この手で殺したはずなのに……。

結婚以来、夫である亮の暴力に耐え続けてきた夏奈は、ある夏の日、ついに亮を殺してしまう。

死体の隠し場所に困った夏奈は、亮の死体を物置の冷凍庫に隠す。しかし翌朝、何事もなかったように帰宅したのは――殺したはずの亮だった。

しかも暴力的だった亮は、人が変わったように優しくなっていた。いったい何が起こっているのか。笑顔を向ける亮に恐怖する夏奈。

やがて、夏奈の心の中に「もう一度、殺るしかない」という想いがよぎり……。人気小説サイト「エブリスタ」発。男と女の愛と憎しみを描く、衝撃のラブ・サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

113
DV夫を殺し、死体を物置の冷凍庫の中に隠した夏奈。だが、殺したはずの夫は翌朝帰宅する。人が変わったように優しくなった夫、でも冷凍庫を覗くと、確かに殺した夫は存在している。戻ってきた夫は何者?こいつも殺さなければ…その前に恨みを晴らしてやるヒヒヒ…予想通りの展開で進む。夫の同僚や鋭い隣人などそれなりの登場人物はあるが、最後はモヤモヤ。もう一捻り欲しかった。母親からの調査結果は見たかったな。2022/04/10

Ikutan

83
殺した夫が帰ってくる話の次は夫を冷凍庫に入れて凍らす話(笑)こちらも夫のDVに苦しめられた主人公が夫を殺しちゃうのだが、こちらは翌日には夫が普通に現れる。しかも、冷凍庫の中にはちゃんと殺した夫の遺体が...。もう一度夫を殺そうと企む主人公。ちょっと怪しい隣人の存在やえっ!?えっ!?の展開で軽くサクサク読めちゃいます。最後は読者の想像力におまかせという感じですかね。大きな驚きは無かったけれど、クスリと笑えるテンポのいい文章で気楽に読める一冊でした。2021/06/11

M

48
中盤まで面白かったのに、最後結局どっち?読者のご想像にお任せします?スッキリしなかったなぁ。2021/05/27

うまる

33
【マン読:私3】ツッコミ所が多くて、少々コメディ感があるものの、続きが気になる展開は上手いです。一気に読むより、連載の方が楽しめそう。オチはまぁそうだろうなという所でしょうか。「殺した夫が帰ってきました」と比べると、 物語に深みはないかもしれないけど、エンタメ度はこちらの方が高いと思います。こういうネタ自体が好きなので、どちらも面白かったです。ただ、やられっぱなしな状況に甘んじる人を理解できない質なので、DVじゃない理由で殺っちゃう話はないもんかなぁと思う。2022/11/12

おかだ

27
面白いっちゃあ面白い。夫を殺しました、冷凍庫に隠しました、でも次の日の朝何食わぬ顔して夫が帰って来ました!っていう。どうする?もう1回殺す?みたいな。一体なんなんだろう、どういう事?どう決着つくの?と興味津々で読み進めた結果…私の大大大っ嫌いな展開と、大好物の要素が出てきて、混乱している。ラストもなんとなくふわっとしてて、結局どうだったんだろう…とモヤモヤしつつ。まぁ…幸せやったらええか、と無理矢理自分を納得させた。読んでる時はとても楽しかったからヨシとする。ドラマ化されてたのね。2025/06/03

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