内容説明
作家・桜庭一樹が記録するコロナ禍の東京・2020年1月~2021年1月。分断が進むこの世界で、私は、あなたは、どこにいて何を思考する、誰なんだろう――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
246
桜庭 一樹は、新作中心に読んでいる作家です。ディストピア(コロナ禍の2020年)の出来事を淡々と綴った日記でした。まだ1年前の出来事ですが、少し昔のような感じがしました。まだまだ続いているのに・・・ https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029610/2021/06/03
うののささら
128
桜庭一樹のコロナの日記。出来事は文書に残しとかないとすぐ忘れられて、中国や朝日新聞に都合のいいように変えられてしまうので事実を書き残すのは大切なこと。もう忘れているがいろいろなことがあったな。未知のウィルス相手に良くやったと思う。今台湾がコロナ増えているの見ると結果的には止められなかったからクルーズ船や中国人どもが春節ウィルスを撒き散らしのも弱毒には結果オーライだったかな。本の内容はワイドショーのまとめみたいでした。2021/06/22
みかん🍊
110
2020年1月から2021年1月までの東東京に住む著者のコロナ禍での日記が実際の出来事や感染者数等克明に書かれている、1年半前の事ながらあまりにも沢山の事があり変化して行く為まるでSFを読んでいる気分になる、自分は地方暮らしなので気を張って、どこかでもしや感染しているのではとビクつきながらもまだ普段と変わらず県内では閉店している所も少なく外出もしているので、東京の様子とはまた違っている、世の中には変わって行かねばいけない問題が沢山あり他に選択肢がなくなり変わるしかなくなるまで人間は変われないもんだった。2021/07/28
どんぐり
101
2021年も残すところ3か月。くり返し発出される緊急事態宣言とコロナのことしか記憶に残らない日常。気づかぬうちに時間が経って終わりそうだ、「いったい政府は何しているんだ、どんどん私たちの時間が消えていく。まるであの灰色の男たちに時間を盗まれているみたい」という作家に共感する。本書は2020年1月26日に始まり2021年1月9日まで、現在も進行中のコロナによるディストピア日記。→2021/09/20
なゆ
99
ああ、そうだったそうだった〜と振り返りながら読んだ。コロナが話題になりだしてからの、2020年1月から2021年年明けまでの桜庭さんの日記。その日の日本の状況とともに海外各国ではどんな感じかも簡単に書いてあって、桜庭さんの日常と何を思ったかなどなど。コロナ一年目の記録としても読みがいがあった。まさか、2年目もまだまだコロナに翻弄されてるなんて、この頃は思ってなかったなー。世の中がだんだん殺伐としてきたり、気づかないうちにストレスためてる記録。おじいちゃんマスターやバリスタのお姉さんとの会話にホッとする。2021/12/29
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