内容説明
2020年、認知症であることを公表した漫画家・タレントの蛭子能収さんが、家族やマネージャーの助けを借りつつ完成した、世にも珍しい“認知症エッセイ”。また、妻・悠加さんが過酷な現状を初告白し、認知症介護の先輩たちに「介護相談」も。さらに、公表後も続ける人気コラム「蛭子能収のゆるゆる人生相談」傑作選も収録。「自分ファースト」で生きてきた蛭子さんの考え方が、意外にも介護する家族の心を楽にするヒントになる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
82
興味を持ち読了。半分くらいは女性自身で氏が行っている人生相談の掲載であり、その部分は失礼ながら読み飛ばしをさせて頂いた。当方の目的は、認知症に関する事である故。ご本人の辛さが一番印象に残る。そして、奥様等の添えられた文章も印象に残る。この部分をもっと配分を多くしてくれるといいのだが。そして、謂わば注文を間違える料理店の様なものである、認知症は病気でなく状態という理解をした方が良いという専門家の言葉も印象に残った。2021/09/20
kinkin
80
蛭子能収さんが認知症と聞いてから何年経っただろう。それまでは時々テレビに出られていたようだが最近見ないなと思っていた。やはり認知症は進行しているようだ。認知症の家族を持ち介護する方は、とてつもないパワーと気力がないと務まらない。施設に入るといってもまず、空いていないし、高額で、介護ランクでも色々制約もあるようだし。認知症と言われると家族もショックだが本人が一番辛いだろう。そんな中でもあまり陰気な話にはなっていなかった。奥さんの介護も立派だと感じた。図書館本2025/02/26
メタボン
31
☆☆☆ おとぼけキャラで愛されている蛭子さんが、認知症になった。バス旅でも何かあれっという時があったので、だんだん進んでいるのかもしれない。でもそれを受け止めたうえで、気持ちを楽にして好きに生きていこうという姿に、人は勇気をもらえるのだと思う。競艇のことばかり考えているのは玉に瑕だが。2023/01/16
みっき
17
本を見て、初めて蛭子さんが認知症である事を知った。蛭子さんは認知症である事を公表すれば、よりいじってもらえて笑いが取れると思っていたらしいが、そうはいかず。。。認知症でも本を書けるし、お金も稼げるんだな。テレビで見る蛭子さんではなく妻の目から見るよっちゃんは、また違う人のような感じがした。よっちゃんのやりたい事をやらせてあげたい。2021/10/07
ichi
13
【図書館本】まだ初期段階の認知症のご様子ですが、なんとも微笑ましく、認知症代表としてメディアにもまだまだ出て欲しいなぁと思いました。同じように認知症介護されているご家族の方々が読んだら元気をもらえると思います。2021/11/14
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