内容説明
「日本語で読めるフリーメイスンに関する書物として、最初に登場した信頼できる書物である」(橋爪大三郎)。石工の団体から友愛団体へとどのように変化したか。日本でフリーメイスン陰謀論が生まれた理由も明かす。「グランドリアン出現の経緯」「スコティッシュ・ライトの起源」「フリーメイスンとユダヤ人」など、日本では一般に公開されていない情報にも言及する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
78
やっと読み終わりました。確かにフリーメイスンの歴史を一冊の本にするのは大変だと思います。実際に文字の上を目が滑るので、なかなか頭に入ってこないので、何度も同じ場所を読み返しました。読み終わった今も一言でと言われても、纏められません。ただグランドマスターまでされた方なので、日本でのフリーメイスンの噂に耐えかねて書かれた感じなので、暗いことにはあまり触れていなく、良い部分だけを紹介している感じがしました。もちろん悪い部分も書かれていますが、少し抽象的に書かれています。2025/07/01
Francis
12
日本のフリーメイスン会員による信頼できる資料にのみ基づいて書かれたフリーメイスンの歴史。フリーメイスンは西欧の教会建築を担う石工たちの互助組織に源を発し、その友愛精神に魅力を感じた一般人が加盟して発展していったことが良く理解できる。巻末の橋爪大三郎氏の簡潔かつ秀逸な解説あり。これを読むと日本ではメイスンだけでなくメイスンの掲げる理神論、啓蒙思想=人権思想、そしてキリスト教がなぜ受容されないのかも理解できてしまうのが残念。2021/08/22
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