内容説明
神戸異人館で青春を過した女性が語る恋の思い出、奇妙な殺人劇……。情趣あふれる連作推理――柊の樹に包まれ、神戸でも異彩を放つ「とんがり屋敷」は、イギリス系船会社の宿舎だった。そこに17歳で勤め、多くの外人たちと共に青春の充実したときを過した日本女性。彼女が語る古き良き昔の恋や奇妙な殺人劇、それは時代、人種をこえた愛憎ドラマとして清新に今よみがえる。異色の構成による、連作推理小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yu。
26
何故ドクターは殺されなければならなかったのか‥ 神戸の英国人寄宿舎で長年働き続ける主人公が新人だった大正時代の終わりから昭和初期に起こった様々な出来事を振り返る群像物語。。とても感慨深い‥ 当時のリアルな歴史や文化を学べつつ、同時にミステリも味わえるという贅沢な一冊。2020/02/23
kanamori
0
☆☆☆2011/10/17
himaara
0
【再読】台風でどこにも行けず、古い本の整理をしていて見つけた本。2013/07/12
1977年から
0
1989年
丰
0
Y-202002/01/16