井手上漠フォトエッセイ normal?

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紙書籍版価格 ¥1,430
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井手上漠フォトエッセイ normal?

  • 著者名:井手上漠【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2021/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065231135

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

■企画概要
“可愛すぎるジュノンボーイ”として注目を浴びる、話題のモデル・井手上漠(いでがみ・ばく)が、初めてのフォトエッセイを刊行。

フォトパートには井手上漠のルーツ・島根県隠岐諸島にある海士町(あまちょう)での撮り下ろしを掲載。
生まれ育った土地ならではの自然な姿からハッとするような表情まで、美しい島の風景と調和した美麗ショットが堪能できます。

エッセイパートでは、生い立ちや家族、SNSや性についてなど、多彩なテーマを収録。
ファンならずとも心に刺さる真っ直ぐな言葉の数々は必見です。

井手上漠の“美と言葉”がたくさん詰まった、内容盛りだくさんの一冊です。

本書籍の公式ツイッター(@bakunohon0420)には、最新情報やオフショットが順次公開。


■井手上漠コメント
「このフォトエッセイは、私の生まれ育った隠岐島で美しい自然と思い出の場所に囲まれて撮影した写真パートと、私の歩んできた日々を綴ったエッセイパートでの構成になっています。

私の抱えてきた悩みや葛藤、それをどう克服して来たかを率直にしたためました。
同じ様に悩みを抱えている方に少しでも励ましや勇気ににつながればと願っています。

良ければお手に取って読んで頂けると幸いです」


■井手上漠プロフィール
井手上漠(いでがみ・ばく)
2003年1月20日、島根県隠岐郡海士町に男性として生まれる。
2018年、高校1年生で第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてDDセルフプロデュース賞を受賞。以降、『行列のできる法律相談所』やサカナクションのミュージックビデオ『モス』 等、数多くのメディアに出演するほか、モデルとして多数のファッション誌・美容誌で活躍する。
インスタグラム(@baaaakuuuu)、ツイッター(@i_baku2020)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きたさん

9
ジュノンボーイコンテストで賞を受賞したニュースで存在を知り、それからずっと気になっていた井手上漠さんのフォトエッセイ。もちろん本には書けないような辛いこともたくさんあったことと思うけれど、周りの人たちに恵まれていたことにとても感謝していることが全てのページから伝わってきました。特に弁論大会への出場を薦めた中学の先生との話には涙腺が緩められてしまいました。漠ちゃんはとても強い人間だと思うけれど、強くはない人間のこともしっかり受け止めることができる人だ、と確信させられる素敵な内容でした。2021/06/02

ジロ

6
普通って言葉が私も嫌いでした。小さい時って、普通はこうするとか、普通の人はとか、とにかく普通を盾に自分を否定される事が嫌いでした。普通って何だよっ!ってよく言っていたのを思い出しました。井手上漠さんの事を初めて知ったのはYouTubeでした。本当に可愛いらしい人ですが男性だと言われて、でも全然ナチュラル。どんな考えの人何だろと思って読みましたが、考え方が本当にナチュラル。性別って要らないし、人を好きになるのに性別も関係無いし、男だから、女だから、普通はねって事が無い世界になる事を願ってます。2021/05/01

K

5
これまでの不安や葛藤が漠さんが強く美しく見せる糧になっているのだと思います。みんなが認め合える、なにより自分が自分を認められる社会にしていかなければならない。2022/02/16

ymmtdisk

5
井手上漠、初のフォトエッセイ。グラビアが美しい。▼第1章では自身のルーツ、性自認に至るまでと、それによる孤独、さらにそこから家族や友達へと徐々に理解の輪が拡大していく様子が書かれている。第39回少年の主張全国大会で発表した全文も掲載。第2章はオピニオンとして、構造的な差別や偏見から平等へ向かうための提言。やっぱり当事者の話って貴重だと思った。2021/07/08

ids0721

5
とにかく賢くて自分とも周りとも真剣に向き合って悩んできたんだろうなと感じとれる。 昔と今では時代が違うなんて簡単に口に出してしまうけれどあらゆる分野で戦って時代を変えてきた先人がいることも忘れてはいけないと思った。 最後の質問に10年後の漠ちゃんが幸せだと答えられるような、心を殺して普通を選ぶような世界にならないように応援したい。 もちろん応援だけではなくそうやってがんばる人達の力になれる人として自分も10年後を迎えたい。 そう思える素晴らしいエッセイでした! 2021/05/02

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