内容説明
ラノベ作家を目指す高校2年生の慶太は、美少女の転校生がなぜか七不思議を調べている現場に遭遇。自身も動画チャンネルを持つ従兄と一緒に夜の学校に忍び込むが、それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
54
微妙。今までの著者の作品と言えばITを使いこなす怪異が関わった者全てに破滅をもたらしていく的な作品が多くそこに魅力があったのだが、本書はうって変わって学校の怪談七不思議をテーマにしたゴーストバスター物となっている。ただ学校七不思議に対するスタンスとか設定的に興味深いものはあるのだけど、キャラの造形とか怪異の正体とかどうもいまいち魅力が感じられないのよね。後半は完全アクションホラーゲームのノリだし。新境地に挑戦する事は大事だけど、今までの著者作品の魅力を完全に殺しているのが残念。次回作に期待したいです。2022/02/08
坂城 弥生
47
学校の怪談がテーマのホラー作品。主人公と従兄弟のチャラいところがちょっと気に障るけど、面白かった。2021/08/20
坂城 弥生
33
学校の怪談と脱出ゲームを合わせた作品。2024/09/06
のりすけ
25
ホラーコメディ?怪異のナースとか、怖くなりそうな要素はあるのにいまいちパッとしない。文章力は通常運転。むしろ編集者が「あえてこのままでいきましょう!それが持ち味っすよ!」と手を入れないようにしてるとしか思えないけど、それもまぁいい。あかんのは主人公の情緒不安定さ。そしてカバーイラスト。何とかならなかったんだろうか?私でも、もうちょっとマシなイラストが描けるぞい。美少女は顔が命。2022/01/18
みや
15
ラノベ作家を夢見る高校生が七不思議を調べる転入生たちと夜の学校で怪奇に立ち向かう青春ホラー。最東先生はエグいスプラッターが大好きなので、その要素が薄いと興奮度が下がってしまう。角川ホラーでは常軌を逸したモンスターと良質なグロを生み出してくれてきたから期待していたが、残念だった。軽いノリは健在だし、謎解きをしながらの七不思議というテーマは好きだから、アニメや漫画なら楽しめそう。『#拡散忌望』のピカリンやニノが再登場したけれど、記憶が朧気なので読み返したい。ブリッジした腹から血塗れの坊主頭が生える場面は良き。2021/05/11
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