地球を滅ぼす炭酸飲料 - データが語る人類と地球の未来

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

地球を滅ぼす炭酸飲料 - データが語る人類と地球の未来

  • 著者名:ホープ・ヤーレン【著】/小坂恵理【訳】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 築地書館(2021/04発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806716105

ファイル: /

内容説明

全米図書賞に輝く女性科学者が、農業の集約化、食生活の変化、人口増加、過去半世紀のエネルギー使用量など、さまざまなデータを集めて地球の変化の数値化に取り組み、今、一人ひとりが行動を変えることの意義をわかりやすく伝える快書。データが示す地球の現状と未来は明るいものでは決してないが、私たちひとりひとりが考え、今、ここから変えていけば、具体的な問題解決への道筋がみえると著者は説く。

目次

日本語版に寄せて

第Ⅰ部 生命
第1章 著者、気候変動に取り組む
科学者は絶対に正しい?
気候変動の講義を受け持つ

第2章 増え続ける人口
古より続く人口増加
ジェンダーギャップと出生率

第3章 延びた寿命
乳幼児の生存率
死亡原因の変化

第4章 都会を目指す
農村から都市へ

第Ⅱ部 食物
第5章 穀物の過剰生産
30年前の農場の景色
劇的に増えた収穫量
GMO作物の誕生
大量の農作物の行方

第6章 太りすぎた家畜
私たちが食べる肉の量
少ない個体からより多くの肉を
8億人の栄養不足の人びと

第7章 過保護な魚たち
増え続けるサーモン
増える養殖魚と減る採餌魚
広まる海藻養殖

第8章 炭酸飲料は砂糖がいっぱい
砂糖消費の移り変わり
砂糖の過剰摂取がやめられない

第9章 作っては捨てる
溢れる廃棄物
捨てているのは命

第Ⅲ部 エネルギー
第10章 エネルギー使用量の急増
人口は2倍、エネルギー消費量は3倍に
起きてから寝るまでに使うエネルギー
エネルギー消費のない国

第11章 頻繁な移動
衰退する鉄道
車通勤の増加
燃費の悪い車で長距離移動

第12章 植物は燃料不足解消の救世主か
枯渇が近づく化石燃料
中東への依存
バイオ燃料に使われる大量の穀物
進まないプラスチックのリサイクル

第13章 タービンは回る
再生可能エネルギーの実力
代替は不可能

第Ⅳ部 地球
第14章 変化した空気
1兆トン以上の二酸化炭素放出
1896年の警告

第15章 気候温暖化
異常気象を止める方法
化石燃料を手放せない国々
3世代のうちに考える

第16章 解けていく氷
ウインタースポーツができなくなる
凍らない氷

第17章 水位の上昇
海水位と海水温の上昇
海水に吸収される二酸化炭素

第18章 大いなる別れ
時間との闘い
消滅する生息地

第19章 もうひとつの道
二酸化炭素を減らすアイデア
消費量と幸福度
変わる勇気を

付録 無駄を減らす
1 あなたがとるべき行動
2 変化はあなた自身から
3 環境問題の現状
4 情報源ならびに推奨文献

謝辞
訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

17
次はハイブリッドカーかなあ2021/06/18

がんもどき

8
地球環境に人類がどれだけ負荷をかけているかが説かれた本。何が環境に良くないかが提示されているが、いかにそれらなしで生きていくかはあまり書かれていないような…。ちょっと独りよがりな部分が見えて、最近はやりの環境保護安泰の行動と被る部分が多いなと感じる。人類が環境負荷を減らすにはエネルギーにかかる代金を増やして余剰分を環境保護に使えばいいんじゃないかとちょっと思ったりもした。2022/11/12

ますぞう

1
タイトルが斬新だったので手に取ったが、人口増加に長寿命化、化石燃料の大量消費…とよく聞く環境問題を引き起こす要因が中心で炭酸飲料の話はほとんどなく、こうした要因をまとめると炭酸飲料にも繋がっているよね…ってことに気づいてね!ということだった。地球環境を良くするには、自分自身の行動を変えることから始めよう‼︎ まさに、マイケルジャクソンの「Man In The Mirror」だね。2024/09/08

Q_P_

1
データが語っているにはいますが、著者の感情いっぱいの思い出話などが絡められていて、それが余計なバイアスになって読みにくいです。著者には考えや行動を変えて欲しい人がいてるのでしょうけど、この書き方が考えを変えることの妨げになっているのではと感じました。2022/03/12

K

1
炭酸飲料1つとってもペットボトル問題、人工甘味料の元になるとうもろこしの生産過程で起きる問題(遺伝子操作、大量の除草剤と殺虫剤で土壌がやられる、大量生産するための土壌を確保etc…)がある。大量生産大量消費の生活を続けていたら化石燃料の使用は減らないのでますます地球温暖化が加速する。身近にあるものがどこでどうやって作られているのかを知り、それが必要なのかどうか、必要ならば使用頻度を減らせるかなどを1人1人行わないと改善しないだろう。2021/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16838552
  • ご注意事項

最近チェックした商品