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内容説明
至福の京都体験を、古民家カフェで。時間を旅する、43軒の物語。本書は、京都にある古民家カフェの案内本です。築50~250年にもなる建物は、もとは京町屋、揚屋、銭湯、お茶屋さんなど。歴史ある建物が、カフェという新しい息吹を吹き込まれて現代を生きる、43軒の物語を紹介します。古い美と新しい美が共存し、だれでも体験できる場所。それが京都であり、古民家カフェです。カフェの空間を切り取った美しい写真も満載。出会いたかった「京都」が詰まった1冊です。さぁあなたも、めくるめく京都 古民家カフェ体験を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko
75
京都の古民家カフェ、好きだなぁ。日向ぼっこしながら本を読んで珈琲を飲む静かな時間。古くて薄暗い建物落ち着くし、働きたくなる環境。ひと昔前に好きな場所でお店をやっていたことがあって、自分の所にお客様が来てくださる。人が集まるのが嬉しくって、楽しかったんですけどね。情けないことに超ハードな毎日にカラダを壊し、なかなか体調が戻らず廃業。いま建物は貸しちゃってる。本書は京都の風情豊かな古民家カフェ43軒を紹介。お店や商業経営関連の本は刺激的。今の仕事を退職しても死ぬまで働きたくて、色々やりたい事を考えると楽しい。2021/07/13
びわこっこ
71
旅の途中、リノベーションした古民家に泊まり、読む『京都 古民家カフェ日和』は、なんとも風情があった。副題に古都の記憶を旅する43軒とあるが、江戸時代に原型ができたとされる、京町家の通り庭などを残し、糸屋や酒屋、炭屋等、職業毎に違う格子から見える庭を眺めながら頂く、☕珈琲やスウィーツは格別だろう!🥰 関西から移住して、丸5年、今年の春に出された本だけあって、知らない古民家カフェがほとんどだった。関西へ帰る日がまち通しくなった🌿2021/05/20
たいぱぱ
69
読んだらわかる。川口さんのカフェ本は他の類似本と全然違う。読んでるだけでその店の息づかいまで聞こえてきそう。ひとつひとつのカフェにはひとつひとつの物語があり、それぞれの背景を知ることで訪れた時に見る景色や雰囲気がより肌で感じられるようになるでしょう。もしかしたら珈琲や食べ物の味も違って感じるかもしれません。どこの古民家カフェも心から落ち着つけ好きなんです。実家は古民家と言えるほど古くないので、日本人のDNAレベルに染み付いてる「懐かしさ」なのかもしれませんね。 2022/02/16
シフォン
43
京都の古民家カフェとして、築50年以上の建物を転用、再生したカフェ、43件を紹介。京都は、大震災や大空襲に見舞われなかったけど、江戸時代の3度の大火で多数の社寺や民家が消失しており、現在の建物は1864年以降のものらしい。この本で紹介されているのは、5年以内に新規にオープンしたお店も多く、また、スターバックスやブルーボトルコーヒーも古民家を利用していることから、京都という町は、景観、昔ながら建物を大切にしていることを感じる。デザートカフェ長楽館、salon de KANBAYASHIに憧れる。2021/10/17
鯖
14
こういうカフェでぼんやりできたら幸せだろうなあ。近くにあったらいうことないよなあとぼんやり眺める。みんな疲れている。2022/03/12