内容説明
※電子版には索引は含まれません。
ポリヴェーガル理論に基づくセラピーの手引。理論を解説し、マッピングやトラッキングのエクササイズをもとにクライアントの自律神経系を整える。S.W.ポージェス序文。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
調整するための、さまざまなエクササイズが掲載。まだ読み進めただけどか、いくつか、自分でも試してみたい。2021/02/07
木麻黄
4
ポ理論の臨床適用を記した一冊。理論に比べると医学的色彩は影を潜め,心理的知見の枠組みを超えないような印象を受けます。BPSでいうとP主体の知見でしょうか。トラウマによって刻印された恥と自罰と喪失の感覚を払しょくする技法が記載されていますが,つまるところはトラウマの物語を,神経生理学的な用語でオルタナティブに書き換えることが主眼になっているようで,だとしたら形を変えたナラティブ療法,あるいは身体を基盤にした認知行動療法とそれほど変わらないのではないかと感じました。実務を知らない机上の理論かもしれませんが…。2021/07/17
dareka
0
格式ばった言い回しではなく、素人にも優しい本だった。 理論のところは流石に難しいと感じたけど、エクササイズを通して読むとどこに焦点を当ててどういう状態へもっていきたいかわかって参考になる 「気づき、名づける」「リソースとしてのシフティング」がエクササイズとしては気になった2023/03/04